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その対策もちゃんと全体を見渡して、ある一部分が破綻しないようなシステムを作らないといけないよね。第1回の「ドイツって環境先進国なの?」で出てた「レギオカルテ」にみたいな交通システムとか、学園祭のゴミ対策のシステムとかね。
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でもそうなると、学園祭のゴミ対策ぐらいなら、学生でも取り組むことが出来るけど、レギオカルテみたいなものになると、学生が手をつけられるものではなくなっちゃわない?
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確かに実際に社会の一部分を変えるというのはとてもむずかしいかもしれない。でも第7回の「リサイクル市って?」で見たように、学生が何か新しいことを考えたり挑戦するって事には意味があると思うよ。三郎が言ってたけど、たとえ失敗したとしても、良い教訓が得られることになるんじゃないかな。
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そうだね。新しいことを実験的にやれるっていうのが学生の特権だって話していたね。
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三郎もこのちょっとの期間で、ほんとにいろんな事を勉強したよね。
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ふふふ。そうかな。
でもやっぱり一番驚いたのは、ぜんぜん違う問題でも、今話したようにいろいろ似ている点があるって事かな。割り箸の輸入の問題と、学園祭のゴミ対策の問題もどこかでつながっていたりして。
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うん。そういう部分が、環境問題のおもしろいところでもあり、またむずかしいところでもあると僕は思うね。
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これからも環境問題を考えていこうって気になってきたよ。
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じゃあ、みなさん。また機会があればお会いしましょう。
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またねー。
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