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科学者も人間だから間違うこともあると思う。責任があるから発言できないというのはおかしい。
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専門家としての科学者だけに責任をとらせるのは酷だと言うことはあって、委員会を作ったときにも、ただし科学的に疑わしいところは残るのでそれを使用するのは止めようという決定はできるわけです。
遺伝子組換え食品をカナダでは認められているが、日本では安全性は証明されていないので認めないという方針をとっている。専門家の中でも意見の違いはあってそれを収束させるような委員会が必要なのではないかといえるのではないでしょうか。
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病院の話が出ましたよね。
風評被害の話は、病院というのは双方向でどうなのこうなのという段階で勉強できるのに対して、テレビは一方向的なものですね。だからオープンにするということはうまくいくスケールとうまくいきにくいすけーるがあるのではないかと思いました。
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松原先生は不作為に対する責任を認めようということを言っていた。作為によって、つまり報道してしまうことで起こる問題というのは非常に見えやすいものなのですが、不作為による問題はあとになって出てくることだし、見えにくいものだから、マスコミも作為によって起こる問題を軽減するような見方をしようというような見方にコンセンサスを得ることが重要なのではないでしょうか。
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それではそろそろ時間なので終わりにしたいと思います。今日のディスカッションをヒントにしたりして具体的な事例に対して面白いレポートを書いてくださることを期待しています。
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