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丸山真人
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氏名 丸山 真人(Makoto Maruyama)
所属 東京大学 大学院総合文化研究科国際社会科学専攻(政治経済学)
参考文献
  • 「大気汚染の社会経済的評価について」『大気環境学会誌』第31巻第4号、1996年
  • 「環境問題と生命系の経済学」伊藤誠、野口真、横川信治編著『マルクスの逆襲』日本評論社、1996年
  • 「エコロジー批判と反批判」見田宗介ほか編『講座 現代社会学25:環境と生態系の社会学』岩波書店、1996年
  • 「世界資本主義と地球環境」『講座 開発と文化5:地球の環境と開発』岩波書店、1998年
  • 「経済学と環境問題」中兼和津次・三輪芳朗編『市場の経済学』有斐閣、1999年

講義内容要旨

 コーディネーターとして講義全体の流れがわかるように工夫していくつもりです。


持続的社会をどのように考えているか

  持続的社会は基本的に複雑系です。自然と人間との関係を繰り返しのきかない共進化(co-evolution)の過程としてとらえることによって、持続的社会のイメージを明らかにすることができます。その実現のためには、異なる専門分野のあいだの相互関係を明らかにし、専門の枠を越えた広義の科学を新たに展開する必要があるでしょう。


座右の銘

 going my way (注釈:流行は作られるものであり、時代とともに変化します。流行の最先端を駆け足で追いかけるのではなく、流行のずっと先をゆっくり歩いてゆきたいものです。)


受講生へ一言

 環境問題は、人間の生き方の問題です。そして人間の生き方は社会のあり方を反映しています。したがって、環境問題は、自然科学、人文科学、社会科学のすべての知識を総動員して取り組まなければ理解することができないと言えるでしょう。その意味で、駒場で開講されている多くの科目は、環境問題への入門編として大いに活用することができるでしょう。


環境問題マッピング

エントロピー、生命系、広義の経済学、地域主義、中間技術、静脈産業、エコマネー

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