@.多自然型工法(近自然工法)とは
近自然工法(Neo-Natural River Reconstruction Method)は、地球規模の環境問題が取り沙汰されだした1970年代に、破壊された自然生態系の復元工法としてヨーロッパのスイスやドイツで誕生したコンセプト。日本では近自然という言葉がわかりにくいということで、「多自然型工法」という言葉で表現され、1990年11月には、当時の建設省(現国土交通省)から各都道府県に、河川整備事業の一つとして「多自然型川づくりの推進」が指導・奨励されている。
多自然型川づくりとは、「治水上の安全性を確保しつつも、生物の良好な生息・生育環境をできるだけ改変しない、また、改変せざるを得ない場合でも最低限の改変にとどめ、良好な河川環境の保全あるいは復元を目指す、自然環境に配慮した(河川)工事」 (EICネット環境用語集より 一部改変)
多自然型工法(近自然工法)について
@.多自然型工法(近自然工法)とは
A.多自然型工法の役割
B.多自然型工法のポイント
C.多自然型工法の具体例