挨拶
みなさんはじめまして。ただいま後藤先生よりご紹介いただきました、理科一類二年、環境三四郎で活動している野田と申します。私たちは環境三四郎のメンバーとして、この講義の準備に協力させていただきました。
コンセプト
私たちの世代は、多くの教科書や多くのメディアから今までに環境問題についていろいろ聞かされてきたと思います。地球温暖化・資源枯渇、グローバルなものからローカルなものまでさまざまな環境問題が存在しているということはもはや常識といえるでしょう。そればかりでなく解決策、進むべき道、というところについても大分共有できているのではないかな、とに思います。その解決策で共有できているものの例として、
- 大量生産・大量消費を改めリサイクルを進めて循環型社会を目指す
- 自然環境を守り保つために極力人の手を加えない
- 環境負荷を小さくするために経済活動の規模を抑える
といったことが当たり前のこととして受け入れられているように思います。
しかし、それが全てだろうか。それが本当に正しいのか。そういった疑問が私たちにはありました。
「常識を見つめ直す」
これが一連の講義のコンセプトです。
解決に向かう対策というものをベクトルにたとえてみましょう。
(ベクトルの図を入れる?)
解決に向けた対策がどれくらいなされているか、というものをベクトルの長さと見てください。そうして見ると随分長さが足りないな、と日々思うわけですけども、ややもするとそこばかりに目を奪われてしまいます。ベクトルでは、長さだけではなく向きというものも非常に重要な要素ではないでしょうか。つまり、解決に向けた対策、それ自体をきちんと見つめ直す、そういったことが必要ではないか。ただひたすらにまっすぐ進めばいいというほど、環境問題はそんなに簡単ではない、こういった意味合いがコンセプトには込められています。
講義スケジュール
(教官紹介のページ参照)
第10回丸山先生の時間の中では、学生からの発表というものも予定しています。そして最終回第13回は、4名の講師の方々に再びご登場いただき、ディスカッションという形で授業を進めたいと思います。
授業のサポート
まずは6限のゼミなのですが、こちらは先ほどの後藤先生の説明にあった通りです。履修登録をされなくても、5限の講義で興味の湧いた回に飛び入りで参加することも歓迎しますので、ぜひ気軽に来ていただきたいと思います。
そしてもう1つがホームページです。ホームページでは、講義の進行と連動しまして講義録の方を掲載していきたいと思っています。また掲示板も設置してありますので、講義の感想・質問などどんどん書き込んでください。
以上になりますが、ここからは私たちもみなさんと一緒に、受講生として少しでも多くのことを学んでいけたら、と思っています。最後になりましたが、一番伝えておきたいこと、ご静聴ありがとうございました。
|