確かに難しい。が絞る方法はいくつかあると思う。
ひとつはエネルギーにしぼって、例えば火力発電所に焦点を絞るという方法かあるだろう。
または自動車問題、輸送問題にしぼるといった方法があると思う。「なぜモーダルシフトがおこらないのか」といった問いを立ててみても面白いかも知れない。ドイツのフライブルクでは自動車は使いにくい構造になっている反面、自転車は使いやすい町の構造になっている。精神論に訴えるのではなく、自動車は使いにくい町になっている。日本でも川崎などでも行われようとしているがなかなか難しい。
また温暖化問題の政策決定の焦点はCOP3やCOP6なのだから、その政策決定プロセスを追うという方法もあると思う。とりあえずフライブルクもほっておいてそれだけに絞り込んでみるという方法もあるだろう。
さらに温暖化問題に対してthink gloabally, act locallyというふうに考えて、モデル的な環境自治体があれば、その地域がどのような成果を出しているかを研究する手もあると思う。とりあえず思いつくのはこれくらいだが、もっとあると思う。
ごみ問題やグリーン購入の多国間分析も面白いかもしれない。
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