環境の世紀VIII  [HOME] > [教官紹介] > 丸山真人

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丸山 真人




氏名

丸山 真人(Maruyama Makoto)

所属

東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻

参考文献

論文
丸山真人「経済学と環境問題」中兼和津次・三輪芳朗編『市場の経済学』有斐閣、1999年、所収
丸山真人「世界資本主義と地球環境」『岩波講座開発と文化5 地球の環境と開発』1998年、所収
丸山真人「経済循環と地域通貨――コモンズとしての貨幣を求めて」室田武・多辺田政弘・槌田敦編『循環の経済学』学陽書房、1995年、所収

先生にとって環境問題とは何か

 環境問題とは、人間社会の外側に環境が単なる客体としてあるのではなく、人間もまた環境の一員として他の成員(たとえば動植物や生態系、景観なども含めて)とともに相互作用の中で生き続ける主体であることを、人をして自覚するに至らしめるような問題群のことである。


講義までに学生に考えてきてほしいこと

 「物質の無限の消費と欲望の果てしなき追求が切り離せないとしたら、結局環境問題は解決不可能である」という言明を乗り越えることは可能か。もし可能だとしたら、その突破口は何か。


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