金曜日 5時限目 責任教官 後藤則行 丸山真人
このテーマ講義は環境問題を分野横断的に捉えようというものであり、「持続的社会」を中心テーマにしてきました。「持続的社会」は環境問題を解決するために必要な基本的条件だといえますが、現段階ではその明確なイメージが確立しているわけではありません。そこで、具体的な環境問題を一つ選んで、その解決への取り組みを分析することによって、「持続性」概念をあらためて吟味し直し、あなたが説得力をもって人に説明できるような「持続的社会」のイメージを描き出してください。その際に、「持続性」以外にも検討すべき概念がある場合にはそれを明らかにして下さい。
提出期限: 9月8日(金)(厳守) 提出場所: 教務課レポート提出ボックス
■ 注1
レポートの分量は、2000字から4000字程度とします。ただし、図表は字数に含みません。手書き、ワープロいずれでも構いませんが、なるべくA4横書きにして下さい。
■ 注2
本講義の成績は「合」「否」のみによる評価です。したがって、必ずしも優等生的なレポートの提出ということにこだわらず、関連文献を読んだり、深く思考を巡らせたり、自ら実態調査をしてみたり、あるいは学生間で議論するなど、主体的な知的いとなみの機会として活用してください(こうした意味もあり、提出期限を夏休み後にしました)。
■ 注3
しかし、やはり授業の一環としてのレポートですから、講義内容と全く関係ないものは認められません。少なくとも3回分の講義に具体的に触れるようにして下さい。
■ 注4
参照した文献や資料などは必ず出典を明記し、どこからどこまで引用したかわかるようにしてください。他人の書いたものを無断で引用した場合は不可にします。
■ 注5
特定の講師にレポートを読んで欲しい場合には、その旨を明記してください。責任教官から該当の講師に転送します。ただし、返答については各講師の判断ということで容赦願います。レポートに関してコメントや議論を希望する学生には、責任教官が可能なかぎり(対象が広範にわたるゆえ、能力的にという意味です)対応したいと思います。
■ 注6
ユニークなレポートは教養学部発行の学生論文集『シュンポジオン』に推薦いたします(ただし必ず掲載されるとは限りませんが)。
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