今年の五月祭では環境三四郎はタピオカ入りミルクティとクッキーの店を出店した。模擬店は1年生(11期)主体で行われたが、10期の先輩方を始め、当日店に応援に来て下さったり協力して下さったOG・OBの皆さんのおかげで、悪天候にもめげず五月祭を充実したものにすることができた。〔記者:星野真友美11期〕 本番までタピオカ入りミルクティとクッキーを販売するに当たって、まず何よりも困ったのは当日クッキーを焼くレンジが使えないということでした。レンジを使うためには発電機を借りなければならず、その費用が大きくなってしまうということだったのです。そこで私たちは、どうにかフライパンでクッキーが焼けないか試行錯誤を繰り返し、当初の予定のざっくりしたアメリカンクッキーのような感じからはかけ離れてしまいましたが、ラングドシャのような薄くてサクサクしたクッキーを作ることに成功しました。 タピオカ入りミルクティで苦労したのは材料をどう仕入れるかです。なかなかいい業者が見つからず、安く卸せる業者が見つかったのは本番直前でした。なかでも一番頭を悩ませたのは、ミルクティをペットボトルで40本用意しなければならないということでした。私は悩みました…環境三四郎と言っておきながら、ペットボトルを40本はちょっと…。そうした気の迷いから業者には半分のミルクティしか注文しなかったため、皆には大変苦労をかけてしまいました…。 五月祭当日当日も頼りない店長を助けてくれたのは、同学年の仲間と先輩方でした。連絡がうまくいっていなかったのか、シフトのとおりにはなかなか上手く行かず、特定の人に負担が集中してしまったのが五月祭で一番の反省です。声をからして呼び込みをしてくれた人、タピオカを何時間もつきっきりで煮てくれた人、朝から生地づくりを手伝ってくれた人、そして材料を自宅の冷蔵庫で保管させて頂いた先輩方、あげはじめたらきりがないのですが、ひとりひとりの協力が大きな力となってくれました。五月祭を終えて思ったのは、絶対ひとりじゃできなかったなということです。五月祭の模擬店なんて環境三四郎に何の関係もないような気がしますが、皆で協力してひとつの目標に向かっていく、これは環境問題に対する姿勢とおなじです。強引なこじつけになってしまいましたが…。 結局利益は出資額とほとんどかわりませんでしたが、模擬店での頑張りで得たものはそれだけではないと思っています。 |