三四郎の活動の中心を担っている駒場部門。普段の活動はどのように行われているのだろうか?本特集では、駒場部門の活動の中からテーマ講義「環境の世紀X」を選び、その活動の様子を1日密着取材することで、普段の活動の様子をお伝えすることにする。写真を見ながらイメージしてもらえると幸いである。 2003/07/11 13:00 ごろ2003年7月11日。この日はテーマ講義の最終回である。通常の授業と異なり、3名のゲスト講師を招いてディスカッションを行う回である。 綿密に立てられた(?)計画を元に、当日の準備が行われた。この写真は、必要事項を確認し合っている野田悠さん(10期・テーマ講義責任者)と岡田健さん(10期・テーマ講義副責任者)である。ホワイトボードにはびっしりとチェック項目のリストが書き込まれている。 2003/07/11 13:50ごろチェック項目にそって、さっそく記録用VTRテープの買い出しである。しかし、生協の購買部には丁度良いものがなかった。そこで、丁度渋谷で買い物をしていた山崎さん(10期)に電話で購入を依頼。 2003/07/11 14:00ごろ当日講義に使う教室は576教室であった。普段使っている1108教室と違う教室なので、念のため下見を行った。 責任教官をつとめて頂いている後藤先生と最終の打ち合わせ。2号館の内線を使い、打ち合わせが出来るかどうか確認する。 2003/07/11 14:10ごろしかし、後藤先生が丁度取り込み中であったため、野田さんは受講者に配るアンケートの印刷を先に行うことにする。準備はなかなか計画通りに行かない… 2003/07/11 15:00ごろそのころ、岡田さんは、ディスカッションに参加される講師用の資料を印刷していた。なれない情報棟の端末を使い資料を作成。 そして印刷。 野田さんと携帯電話で連絡を取る。携帯電話の普及は、準備作業をだいぶ楽にしてくれたと言えよう。 2003/07/11 15:30ごろ部室にいた他のメンバーと一緒に、印刷物・機材を576教室に輸送する。時間的に部室に戻っている余裕はないので、自分の荷物も合わせて移動する。 2003/07/11 15:50ごろ576教室に到着次第、準備を進めていく。ディスカッション参加の講師用の机を隣の教室から借りてきたり、記録用のビデオを設置したり、黒板に受講者向けの説明を書いたり。やることはたくさんある。猫の手も借りたいくらいであろう。 2003/07/11 16:00ごろ授業の必須アイテム、マイクを教務から借りてくる。学部生は教務課に立ち入ることは出来ない(とされている)ため、大学院生である向江拓郎さん(7期)が先生の代理として付きそう。 2003/07/11 16:10ごろ開始10分前。前の授業を終えた受講生達が続々到着する。資料の配付も重要な仕事である。この頃、先生方も到着する。短い時間でディスカッションの段取りなどを伝えることになる。この時間前には、4限に授業のあったメンバーも加わり、総動員態勢となっていた。 2003/07/11 16:24ごろ講師の先生が揃い、4分遅れてディスカッション開始である。 野田さんが受講者に対し、説明を行う。教室は受講者で一杯になっているが、上がることもなく堂々と説明を行っている。 ついにディスカッション開始。写真は、やや不安な面持ちでディスカッションを見ている野田さん。 2003/112003/07/11 17:50ごろ順調に進み、ディスカッションの休憩時間に入る。しかし、すぐに休むことは出来ない。受講者から質問票を集め、後半の質疑応答につなげないと行けない。受講者に対し説明を行うとともに、質問票を見ながら先生方と後半の段取りを調整する。 2003/07/11 18:50ごろ長かったディスカッションも、ようやく終了。受講者からアンケートを回収する。 受講者も帰ったところで、机などの片づけ。片づけまでがテーマ講義です(?)。 こうしてテーマ講義は無事完了した。彼らは、ディスカッションに参加してくださった先生方とともに渋谷の街に消えていった…。 |