総長賞受賞

 我々環境三四郎がこの度、東京大学総長賞を受賞し、2003年9月30日に農学部生命科学研究科の弥生講堂において授与式が行われた。その時の模様を報告する。 【記者:宮田誠】

東京大学総長賞とは

記念品 東京大学総長賞とは、「本学の学生を対象として、学業、課外活動、各種社会活動、大学間の国際交流等の各分野において、『優れた評価を受けた』『優秀な成績を収めた』『本学の名誉を高めた』などの功績があった個人又は団体に、総長が表彰を行う」というもので、平成14年度(2002年度)から設けられている。表彰は年二回実施されており、今回は平成15年度の第一回目の表彰にあたる。

 環境三四郎は、日ごろからキャンパスの環境改善活動など環境問題に対する取り組みを自発的に行い、本学の名誉を著しく高めたと評価され、今回東京大学総長賞をいただくこととなった。

 環境三四郎の他に今回は、一個人三団体が総長賞を受賞している。

授与式の様子

表彰状の授与 2003年9月30日。歴史を感じさせる重厚な安田講堂とは対照的に、新しさと清潔感が溢れる弥生講堂に、佐々木総長を始め各学部・研究科長などの教授陣、受賞者・受賞団体のメンバーや関係者が集まった。16時30分から東京大学応援部のデモンストレーションが行われた後、17時より式典が始まった。

 選考委員会から選考過程の説明があった後、表彰状と記念品が総長から授与された。環境三四郎は代表の大部沙絵子さん(文科一類2年)がしっかりと受け取り、総長と握手も交わした。続いて総長から祝辞があった。

プレゼンの様子 引き続いて、各受賞者・受賞団体から受賞理由を解説するプレゼンテーションが行われた。環境三四郎は、大部さんが、キャンパスエコロジー活動・テーマ講義・調査活動の三本柱という構成でこれまで行ってきた活動を説明し、最後に今後の活動予定にも触れた。あらためて環境三四郎の活動の多様性を感じることができた。

 なぜか乾杯の声とともに式典は終了し、弥生講堂のロビーで和やかな雰囲気のもと懇親会も行われた。

 環境三四郎は今年で十周年を迎えるが、今回の総長賞受賞はそれに花を添える形になった。お世話になった先生方をはじめ、我々を支えてくださったたくさんの方々に感謝するとともに、今後の一層の発展を期する次第である。

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