法学政治学研究科
経済学研究科
総合文化研究科
理学系研究科
工学系研究科
農学生命科学研究科
医学系研究科
新領域創成科学研究科
附属施設



法学政治学研究科

氏名 横田 洋三 (よこた ようぞう)
所属 法学政治学研究科・国際法学専攻・国際法講座教授
研究テーマ 開発と人権、国際人権法の国内適用、国際機構法
研究内容 開発、人権、国際機構法、国内適用、新二元論
論文、著書 「二〇世紀と国際機構」国際関係基礎研究所、1989年 「日本の国際法事例研究(3)−領土」(共著)、慶応通信、1990年 「国際法入門」(共著)、有斐閣、1996年
担当講義 国際経済法、国際組織法、演習・開発と人権、演習開発援助と法
備考 99年度環境の世紀において、「環境問題における国際組織の役割と課題」で講義

氏名 藤田 久一 (ふじた ひさかず)
所属 法学政治学研究科
備考 94年度環境の世紀において、「環境の国際規制」で講義

氏名 石黒 一憲(いしぐろ かずのり)
所属 法学政治学研究科 教授
研究テーマ 国際私法、国際民事訴訟法、国際通信法、国際経済法、国際金融取引。
論文、著書 『金融取引と国際訴訟』『国際私法』(有斐閣)、 『現代国際私法(上)』(東京大学出版会)、 『ボーダーレス社会への法的警鐘』(中央経済社)、 『 超高速通信ネットワーク』(NTT出版)、 『通商摩擦と日本の進路』(木鐸社)、 『情報通信・知的財産権への国際的視点』(国際書院)
担当講義 国際私法
審議会など 運輸省 運輸技術審議会自動車部会委員 特別委員 通産省 産業構造審議会WTO部会サービス貿易に関する小委員会 副委員長

経済学研究科

氏名 石見 徹 (いわみ とおる)
所属 経済学研究科・現代経済専攻 教授
研究テーマ 世界経済の将来、開発と環境、経済発展と金融、経済統合、環境、経済開発
論文、著書 ドイツ恐慌史論 日本経済と国際金融 Japan in the International Financial System. 国際通貨・金融システムの歴史 世界経済史 国際資本移動と累積債務 / 石見徹, 伊藤元重編. 東京大学出版会,1990. (東京大学産業経済研究叢書) ヨーロッパ : 独自の軌跡 / 馬場宏二編 ; 石見徹 [ほか執筆].御茶の水書房, 1988. (シリーズ世界経済 / 馬場宏二編 ; 3)
担当講義 学部前期:ヨーロッパの経済・通貨弦合、現代世界経済 学部後期:現代経済 大学院:開発と環境
備考 進学情報センター主催のシンポジウムで講演

氏名 奥野 正寛(おくの まさひろ)
所属 経済学部
論文、著書 「温暖化対策の理論的分析」(小西秀樹氏との共著),宇沢弘文・国則守生編『地球温暖化の経済分析』東京大学出版会 本間正義 編/奥野正寛 編「農業問題の経済分析」
審議会など 林政審議会森林・林業基本問題部会参考人 行財政改革

氏名 中西 徹 (なかにし とおる)
所属 大学院経済学研究科 経済学部 現代経済専攻 開発経済 助教授
研究テーマ 経済政策、開発経済学 地域研究、東南アジア、慣習経済、コミュニティー、労働市場
研究内容 経済発展における慣習経済とコミュニティの役割、発展途上国の農工間資源移転、東南アジアの都市労働市場
論文、著書 The Labor Market in the Urban Informal Sector:The Case of the Philippines, The Developing Economics,Vol.28 No.3,March 1990. 『スラムの経済学:フィリピンにおける都市インフォーマル部門』(東京大学出版会、1991年)。「東南アジアにおける農村都市間人口移動と都市化」中兼編『講座現代アジア:近代化と構造変動』(東京大学出版会、1994年)。
担当講義 学部前期:現代経済 学部後期:開発経済、演習 大学院:開発経済、論文指導

総合文化研究科

氏名 後藤 則行 (ごとう のりゆき)
所属 総合文化研究科 国際社会科学専攻 教授
研究テーマ 地球温暖化問題に関する経済分析
論文、著書 「課税によるCO2排出量抑制の有効性について」(エネルギー・資源、vol.14、1993)
担当講義 前期課程「地球環境論」後期課程「環境経済論」担当
審議会など 国立環境研究所環境経済室長、環境経済政策学界理事
備考 1998年度環境の世紀責任教官、1998年度講義「レジームの有効性について」(国際関係の 立場から) 1999年度環境の世紀担当教官 1999年度環境の世紀において、「京都議定書のレヴュー・評価と将来展望」で講義 1999年度より「環境三四郎」顧問

氏名 丸山 真人 (まるやま まこと)
所属 総合文化研究科 国際社会科学専攻 教授
研究テーマ エコロジー経済学
論文、著書 「広義の経済学の世界像」(『玉野井芳郎著作集』4、学陽書房,1990) 「地域通貨の現代的意義」(山口編『市場システムの理論』、お茶の水書房、1992) 「経済循環と地域通貨」(室田他編『循環の経済学』、学陽書房、1995)
担当講義 学部前期:基礎演習、経済U、総合C(政治経済学) 学部後期:環境社会科学、環境文明論、地域社会論演習 大学院:ヒューマンエコノミックスU、国際社会科学特殊講義
備考 1995年度環境の世紀において、「環境社会科学の基礎」で講義 1995年度環境の世紀協力教官 1999年度環境の世紀責任教官

氏名 義江 彰夫 (よしえ あきお)
所属 総合文化研究科 超域文化科学専攻 比較日本文化論 教授
研究テーマ 日本古代史・中世史
論文、著書 「自然破壊を視点に新しい歴史観を」(『自然への共鳴』2、思索社、1989)
担当講義 学部前期:歴史I、歴史と文化、基礎演習 学部後期:日本研究基礎論 大学院:民族社会論 I
備考 1997年度環境の世紀出講「自然破壊を視点に新しい歴史観の創造」 1998年度環境の世紀出講「日本の対自然関係史〜中国との比較を中心に」

氏名 谷内 達 (たにうち とおる)
所属 総合文化研究科 広域科学科 広域システム科学系 教授
研究テーマ 都市地理学、オーストラリアの都市システム、日本の都市システム、都市システム、天然資源、オーストラリア
担当講義 学部前期:地球環境論、社会環境論、人間生態学 学部後期:人文地理学、人文地理学基礎論、資源論 大学院:人間環境論

氏名 永田 純嗣 (ながた じゅんじ)
所属 総合文化研究科 広域科学科 広域システム科学系 助教授
研究テーマ 熱帯・亜熱帯の政治・文化生態学、農業・農村地理学
論文、著書 「中南米におけるバナナ産業の現在」(歴史と地理、419、1990)
担当講義 基礎演習,人間生態学,農村地域論,人文地理学野外実習II,人間環境論IV

氏名 松原 隆一郎 (まつばら りゅういちろう)
所属 総合文化研究科 国際社会科学専攻 助教授
研究テーマ 相関社会科学、経済思想
論文、著書 『豊かさの文化経済学』(丸善ラブラリー、1993) 『環境経済論(下)』(共著、慶応大学出版会、1994)
担当講義 学部前期:経済T,経済思想史,基礎演習 学部後期:日本社会論U,社会経済学,特殊講義(現代政治経済論) 大学院:現代社会論U,相関社会科学演習T

氏名 恒川 恵市 (つねかわ けいいち)
所属 総合文化研究科 地域文化研究専攻 北米中南米大講座 教授
研究テーマ 民主化の比較,経済発展と政治との関係
研究内容 民主化、民主主義、経済開発、開発政治
論文、著書 「ラテンアメリカ危機の構図」有斐閣,1986年 「従属の政治経済学メキシコ」東大出版会,1988年 "NAFTA's Impact on Japan," Woodrow Wilson Center,1994年" 「企業と国家」東大出版会,1996年 「開発経済学から開発政治学へ」『開発と政治』岩波書店、1998年
担当講義 学部前期課程:政治学 学部後期課程:ラテンアメリカの政治経済 大学院:北米中南米地域文化演習

氏名 高橋 正征 (たかはし まさゆき)
所属 総合文化研究科 広域科学専攻 広域システム科学系 自然体系学大講座 生態システム論 教授
研究テーマ 水域のプランクトン藻類の生理生態学的研究、水域生態系の構造と機能解析、自然システ ムと人間社会の共存の研究
論文、著書 「海にねむる資源が地球を救う」あすなろ書房、1991 「生態人」への道、BIO−City誌連載 論文113篇(1995現在)、単行本33冊
担当講義 学部前期:生態環境論、生態進化学、植物科学 学部後期:自然体系論 大学院:生態システム論
審議会など 国際海洋公害専門委員、教養学部環境委員会委員長
備考 講演「生物から見た地球環境」北海道、等 1998年度環境の世紀最終回ディスカッションに出講

氏名 高野 穆一郎 (たかの ぼくいちろう)
所属 総合文化研究科 広域科学専攻 広域システム科学系 自然体系学大講座 物質エネルギ ー循環論 教授
研究テーマ 地球科学、地球化学
論文、著書 「ヒザラガイの歯に濃集した鉄のX線吸収微細構造法による状態分析」分析化学,44,1995" 「強酸性火口湖における物質移動」月刊地球 号外No.18,1997 「熱力学」、「環境物質化学」、「物質化学?(文系)」 1994〜1996年度環境の世紀まで責任教官、環境三四郎顧問。
担当講義 学部前期:生態環境論、生態進化学、植物科学 学部後期:自然体系論 大学院:生態システム論
審議会など 国際海洋公害専門委員、教養学部環境委員会委員長
備考 講演「生物から見た地球環境」北海道、等 1998年度環境の世紀最終回ディスカッションに出講

氏名 嶋田 正和 (しまだ まさかず)
所属 総合文化研究科 広域科学専攻 広域システム科学系 自然体系学大講座 生態システム 論 助教授
研究テーマ 生態学、数理生態学、生物学、生活史の進化、昆虫の行動生態学
論文、著書 「動物生態学」蒼樹書房,1992年
担当講義 学部前期:生態環境論、生態進化学、野外生物学 学部後期:自然体系論W 大学院:生態システム論U
備考 1994年度環境の世紀に「生物多様性を促進する生物間相互作用と空間プロセス」で講義

氏名 瀬川 浩司 (せがわ こうじ)
所属 総合文化研究科 広域科学専攻 広域システム科学系 自然体系学大講座 物質エネルギ ー循環論 助教授
研究テーマ 化学/分子システム
担当講義 複合系計画論

氏名 清野 聡子 (せいの さとこ)
所属 総合文化研究科 広域科学専攻 広域システム科学系 自然体系学大講座 生態システム 論 助手
研究テーマ (1)映像生態学(イカ・タコの形態研究)、海洋・水産学/(2)市民環境科学、学際研究 の実践
論文、著書 「生態工学は河川を救えるか」(『科学』1999年4月号)
審議会など 土木学会海岸工学委員会 地球環境問題研究小委員会 委員
備考 数多くの公共事業の現場で、意思決定過程の問題・科学と政治の関わり・異分野研究者の 共同作業の難しさ、などを体験。最近はそれらの問題を克服すべく、一般市民との論文の 共同執筆やシンポジウムの開催など、研究者の立場を生かした実践活動も活発。

氏名 松尾 基之 (まつお もとゆき)
所属 総合文化研究科 広域科学専攻 広域システム科学系 複合系計画学大講座 環境計画論 助教授
研究テーマ 複合領域/環境科学/環境動態解析
論文、著書 層状チャートの色調と堆積場の酸化・還元条件57Feメスバウアー分光法によるトリアス 紀遠洋深海チャート層中の鉄の状態分析。地質学雑誌、102、40、1996
担当講義 学部前期:熱力学、物質化学(無機系化合物)、環境物質科学 学部後期:システム測定学U、複合系計画論[ 大学院:環境計画論U、無機化学特論W

氏名 荒井 良雄 (あらい よしお)
所属 総合文化研究科 広域科学専攻 広域システム科学系 複合系計画学大講座 人間環境論 教授
研究テーマ 複合領域、地理学、人文地理学
担当講義 学部前期:地域生態学、人文科学基礎(人間・)、基礎演習 学部後期:複合系計画論、地域分析、地図学、人文地理学演習・ 大学院:環境計画論・、都市地理学特論・、広域科学特別研究

氏名 渡辺 雄一郎 (わたなべ ゆういちろう)
所属 総合文化研究科 広域科学専攻 生命環境科学系 環境応答論 助教授
研究テーマ 農学/植物保護/植物分子生物学、ウイルス学
担当講義 学部前期:生命科学基礎、植物科学 学部後期:分子生物学II、生命・認知科学実験AT、AU 大学院:環境感知機構論II、環境応答論演習II

理学系研究科

氏名 山形 俊男 (やまがた としお)
所属 理学系研究 科地球惑星物理学専攻 教授
研究テーマ 大気−海洋系物理学、惑星流体力学
研究内容 気候変動と海洋大循環(モンスーン海洋学の一環として、例えばエル・ニーニョや中層水 の形成の理論及びモデル研究)、黒潮変動・海洋渦形成等の理論とモデル研究、回転系の二 次元乱流と組織渦の形成 エル・ニーニョや10年スケールの気候変動の基礎理論の研究、 超並列計算機等を用いた太平洋(黒潮、ミンダナオ海流、インドネシア通過流等の変動予測 (Pacific Ocean Prediction Systemをめざす)、インド洋、大西洋などの海洋大循環の現 実的なシミュレーションとその力学
論文、著書 「数十年から数百年の気候変動をきめる海洋。」『岩波講座 地球惑星科学 11巻 気候変動 論 第3章、1996』
担当講義 学部後期:地球惑星進化学 大学院:惑星科学特論T

氏名 岩上 直幹 (いわがみ なおもと)
所属 理学系研究科 地球惑星物理学専攻 助教授
研究テーマ 地上および航空機・大気球・ロケット・衛星上からの、主に分光的手法による、大気微量 成分他諸物理量の測定及び測定法の開発
研究内容 大気環境人為変動の長期的評価・予測を目指している。
論文、著書 Takegawa,N.,N,Iwagami and M,Okabayashi.,Simultaneous measurement of atomic oxygen and ozone in the upper stratosphere,in press,Adv. Space Res.,1999.
担当講義 学部後期:大気光物理学、地球惑星物質科学、地球惑星物理学実験 大学院:太陽地球系物理学特論

氏名 北 和之 (きた かずゆき)
所属 理学系研究科地球惑星物理学専攻 助手
研究テーマ オゾンおよびオゾン前駆気体の測定気開発、惑星圏における大気及びプラズマのダイナミ クス 、対流圏オゾン生成・消滅収支の定量化 、成層圏・対流圏オゾン分布の観測
論文、著書 Rocket obsevation of oxygen atom and night airglow: Measurement of concentration with an Tropospheric ozone behavior in Indonesia, Atmospheric Evironment (Pergamon Press), 30, 10/11,1996.
担当講義 学部後期:地球惑星物理学(化学)実験、地球惑星質科学特別演習T、U

氏名 梅澤 喜夫(うめざわ よしお)
所属 理学系研究科 化学専攻
研究テーマ 分析化学における新たな検出法、分離法
研究内容 1.内分泌撹乱化学物質の細胞内標的分子の同定と新しいバイオモニタリングの開発 2.生物活性物質の生理適合的化学選択性を評価する分子センシング法の開発
論文、著書 Ozawa T et al. An assay method for evaluating chemical selectivity of agonists for insulin signaling pathways based on agonist-induced phosphorylation of a target peptide. : Anal.Chem. 70(11)2345-2352, 1998

氏名 守 隆夫(もり たかお)
所属 理学系研究科 生物科学専攻
研究テーマ 高等動物の内分泌系(ホルモン系)
研究内容 ホルモン受容体の比較生物学・プロラクチン作用のメカニズム・内分泌撹乱物質の作用
論文、著書 Yuko Shinohara, Akira Matsumoto, Takao Mori, Effects of prenatal exposure to diethylstilbestrol on the sympathetic nervous system in the rat ovary. Neuroscience Letters 255:123-126, 1998;ラットへの合成女性ホルモンの投与によって卵巣成熟に関与 する神経系に影響が生じることを示した論文。

氏名 野崎 久義 (のざき ひさよし)
所属 理学系研究科 生物科学専攻 進化多様性物学大講座 多様性起源学研究室 助教授
研究テーマ 藻類系統分類学、生物多様性保全、植物細胞進化学
論文、著書 「日本の湖沼における車軸藻類(緑色植物)の分布の現状.その1.藻類」、43、3、1995年。"Role of pyrenoids in the CO2-concentrating mechanism:comparative morphology, physiology and molecular phylogenetic analysis of Chlamydomonas and Chloromonas (Volvocales). Planta, 208, 365, 1999"
担当講義 学部前期:臨海実習 学部後期:植物機構学 大学院:生物科学特論 I
審議会など 進化学研究会
備考 農学部のオムニバス形式の講義で「真核微細藻類の分類と系統」という題で講義(1999年度夏学期) 水草研究会第18回大会(1996にて「野尻湖におけるホシツリモの再生と環境教育」という題で研究報告

氏名 近藤 矩朗 (こんどう とものり)
所属 理学系研究科 生物科学専攻 進化多様性物学大講座 地球圏生態学研究室 教授
研究テーマ 地球環境変動に対する植物の応答、植物の環境保全機能、環境変動に対 する植物応答の分子機構
論文、著書 「環境保全のためのバイオテクノロジーの活用とその環境影響評価に関する研究」国立公 害研究所ニュース1992年10月(11巻4号) 「バイオテクノロジーによる大気環境指標植物の開発に関する研究」国立公害研究所ニュ ース1990年12月(9巻5号) 「大学における植物の環境研究と国立環境研究所への期待」国立環境研究所ニュース16巻3号(1997年8月)
審議会など 元国立公害研究所地域環境研究グループ新生生物評価研究チーム総合研究官
備考 進学情報センターシンポジウム「いま環境問題を考える」で講演

氏名 渡邊 昭 (わたなべ あきら)
所属 理学系研究科 生物科学専攻 植物生態学研究室 教授
論文、著書 秀潤社『植物細胞工学シリーズ 植物の環境応答 −生存戦略とその分子機構−』共著、1999年8月号
担当講義 学部前期:生物科学実習T、生態学野外実習T 学部後期:生物科学実習W 大学院:環境生物学特論、植物科学演習T
備考 「植物環境応答とバイオテクノロジー」公開シンポジウムの世話役

氏名 茅根 創 (かやね はじめ)
所属 理学系研究科 地理学専攻 広域理学講座 助教授
研究テーマ サンゴ礁/沿岸における炭素循環機構、古環境変動、海岸/沿岸の機能とその成立過程
論文、著書 『岩波講座 地球惑星科学 3 地球環境論』(共著)。「暖水プール(warm pool)と地球環境変動」地球環境研究センター ニュース7巻5号(1996.8)。「インタビュー サンゴ礁によるCO2の固定」『ESTRELA』1999年5月号(統計情報研究開発センター)
担当講義 学部前期:自然環境学,自然地理学実験 学部後期:地理学演習 大学院:環境変動学特論
審議会など 科学技術事業団戦略的基礎研究推進事業 「環境低負荷型の社会システム 」の中の「サン ゴ礁によるCO2固定バイオリアクター構築技術の開発」の研究代表者
備考 日本サンゴ礁学会主催パネルディスカッション「初めて知るサンゴ礁の神秘ー進化、環境、 社会」に出席

氏名 松本 淳 (まつもと じゅん)
所属 理学系研究科 地理学専攻 助教授
研究テーマ データ解析によるグローバルスケールでの気候研究
研究内容 現在の研究の中心は、アジアモンスーンの季節進行プロセスとその長期的な変動メカニズ ムの解明で、東南アジア各国を歴訪して、観測をしたり入手した研究資料を元に、データ 解析を進めている。
論文、著書 「大洪水の歴史と気候変動」岩波書店書店『科学』1999 VOL.69 NO.7
担当講義 学部後期:気候学I、気候学II、自然地理学実習II 大学院:気候学特論、地理学演習II、地理学特別演習I
備考 進学情報センターシンポジウム「いま環境問題を考える」で講演

氏名 海津 正倫 (うみつ まさとも)
所属 理学系研究科 地理学専攻 教授
研究テーマ 沖積低地の地形発達史、第四紀末期の環境変動史、海岸地域の古環境研究
論文、著書 岩波書店『シリーズ 日本の自然 地域編 4 中部 』共著 朝倉書店『湿潤熱帯環境』共著 古今書院『沖積低地の古環境学』
審議会など 国際第四紀学会第四紀海岸線委員会日本代表委員、日本地理学会「海岸・沿岸域の環境動態」研究グループ代表者
備考 名古屋大学文学部教授との併任

氏名 邑田 仁(むらた じん)
所属 理学系研究科 附属植物園 教授
研究テーマ 植物分類学、絶滅危惧植物の保全生物学、種子植物の系統分類学的研究
論文、著書 築地書館『滅びゆく日本の植物50種』「ホンゴウソウ」などの項目を担当

氏名 下園 文雄 (しもぞの ふみお)
所属 理学系研究科 附属植物園 助手
研究テーマ 保全生物学、絶滅危惧植物の保全生物学、小笠原諸島のムニンノボタンなど、第一級の絶 滅危惧植物を用いて、効果的な保全・保護の方策を確立しようとしている
論文、著書 研成社『滅びゆく植物を救う科学ームニンノホ゛タンを小笠原に復元する試み』共著 築地書館『滅びゆく日本の植物50種』「ムニンノボタン」の項目を担当 「小笠原の貴重植物」『ブランタ』第43号1月号、1996年 「コバノトベラの雄株を発見」、『遺伝』、1993年7月号

工学系研究科

氏名 吉田 秀典
所属 工学系研究科 社会基盤工学専攻 応用力学/岩盤力学研究室
研究テーマ マイクロメカニクスに基づく岩盤の連続体理論・解析手法の構築、及び岩盤構造物に対す る設計法の開発
備考 1997年度冬学期小人数セミナー「社会基盤工学はどこまで環境に貢献できるのか?」を開催

氏名 玉井 信行(たまい のぶゆき)
所属 工学系研究科 社会基盤工学専攻 土木工学科・社 会基盤サイエンス講座 教授
研究テーマ 河川生態環境工学、河川計画
研究内容 丁友会発行の「教官紹介平成11年度版」より、『環境倫理学の基本的な3つの主張は、@ 自然の生存権A世代間倫理B地球全体主義である。これらの主張は社会生活の全般にわた って、根本的な問題をわれらに投げかけている。河川技術はこれにどう答えるのか。河川 生態環を発展させる中で、これに対する答えを見出していきたい。』
論文、著書 Book: Environmental River Engineering (editor in chief and author), University of Tokyo Press, 1993. Horizontal surface discharge of warm water jets, Proc. of American Soc. Civil Engineers, Journal of Power Div., Vol.95, 1969.
担当講義 学部前期:東京のインフラストラクチャー 学部後期:河川工学、水資源システム 大学院:"Advanced River Engineering, Environmental Fluid Mechanics"

氏名 野城 智也(やしろ ともなり)
所属 大学院工学系研究科、社会基盤工学専攻、社会基盤エンジニアリング・マネジメント講座助教授
研究テーマ サステナブル・コンストラクション、コンストラクション・マネジメント、環境マネジメント、不確定性、ライフサイクル
研究内容 サステナブル・コンストラクション及びそれを実現するための 環境マネジメント手法、ファシリティマネジメント(施設のライ フサイクルにわたるマネジメント)、不確定性を前提とした プロジェクトマネジメント手法
論文、著書 (共著)「耐用年数と資源消費量の関連性評価に関する基礎的研究」日本建築学会第六回建築生産と管理技術シンポジウム論文集、1990年。「建築構成材に投入された資源の年当り消費量の評価方法に関する基礎的研究」日本建築学会計画系論文報告集, 日本建築学会, Vol.461、1994年。
担当講義 学部前期課程:「東京のインフラ」、「東京のインフラを歩く」 学部後期課程:「建設マネジメント原論」、「建設マネジメント技術と実務」,「数値解析IIb」 大学院:建設マネジメント特論、技術移転論

氏名 鎌田 元康
所属 工学系研究科 建築学科 建築学専攻 教授
研究テーマ 室内気流分布の予測手法に関する研究、排水管内の水・空気流動現象の予測手法に関する 研究、給湯設備の省エネ手法に関する研究、住宅設備の変遷に関する研究

氏名 坂本 雄三
所属 工学系研究科 建築学科 建築学専攻 助教授
研究テーマ 1)都市−建築系における伝熱機構のモデルリング 2)建築が都市気候に及ぼす影響の評価 3)環境共生住宅・建築の手法とその効果 4)室内湿度に関する予測手法と調整手法の開発 5)建築−空調系のエネルギーシミュレーションモデル 6)地下空間の熱湿気環境

氏名 平手 小太郎
所属 工学系研究科 建築学科 建築学専攻 助教授
研究テーマ 建築環境学、特に建築環境心理・生理学、建築照明・音響学の分野の研究
研究内容 すなわち 、照明、日照、色彩、景観、騒音、環境音などの観点から、実験、調査、シミュ レーションなどを通じて、住宅・オフィス等の室内空間から、都市・自然環境まで、光・ 視環境、音環境、総合的居住環境における物理的刺激・情報、人間の心理・生理的反応・ 評価・行動の定量化・モデル化・システム化および環境計画・設計に関する研究
担当講義 学部前期:環境工学概論 学部後期:建築光環境・視環境、環境・設備演習、建築環境特論 大学院:環境調整工学第7

氏名 大西 隆(おおにし たかし)
所属 工学系研究科 都市工学科 都市工学専攻
研究テーマ 国土及び地方計画
研究内容 1.大都市圏計画に関する研究 2.テレワーク・テレコミューティングに関する研究 3.アジ ア都市の計画論 4.都市と環境問題に関する研究
論文、著書 「ライフスタイルからみた地球温暖化防止対策報告書」,地球温暖化防止のためのライフスタイル検討会, 1997。 "A Capacity Approach for Sustainable Urban Development",Regional Studies, 28-1, 1994。 「都市交通のパースペクティブ」鹿島出版会、1994。
担当講義 大学院:国土及び地方計画特論、Urban and Regional Planning and Policies
審議会など 環境負荷低減型情報通信システムの普及方策に関する調査研究会 委員

氏名 花木 啓祐(はなき けいすけ)
所属 工学系研究科 都市工学科 都市工学専攻
研究テーマ 都市熱環境解析、都市の物質代謝、排水からの亜酸化窒素生成
研究内容 温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素など)の排出をはじめとした環境負荷が小さく、同時に質の高い環境を保った「環境共生都市」をつくるための研究を進めています。環境負荷を考える場合には、都市の場で生じる負荷だけでなく、都市が消費するさまざまな物質の製造や廃棄の際に生じる環境負荷も同時に考えなければなりません。(備考へ続く)
論文、著書 「二酸化炭素排出抑制技術・システムのニュータウン建設への適用」, 環境システム研究24, 1996。「紙のリサイクル市場と消費行動に関する分析」, 環境システム研究(全文審査部門)26, 1998。「高濃度硝酸態窒素流入のある水田及び小河川における亜酸化窒素の生成と分解」, 水環境学会誌21-10, 1998ほか多数
担当講義 学部後期:地球環境工学、環境システム解析 大学院:都市環境と物質代謝、Management of Global and Urban Environment
審議会など 東京都環境審議会 委員(学識経験者)
備考 そのためにはライフサイクルアセスメントの考え方が必要となり、また環境負荷を全体として減 らすゼロエミッションの考え方を現実の場に適用していく必要があります。これらの視点から都市における人間活動のさまざまな側面を取り上げ、環境共生都市への道を研究しています。

氏名 城所 哲夫 (きどころ てつお)
所属 工学系研究科 都市工学科 都市工学専攻 助教授
研究テーマ 開発途上国都市整備論、アジア都市計画論、都市空間論
担当講義 学部後期:国際都市地域計画、都市計画演習 大学院:国際都市地域計画特論
備考 実際にアジア各国、特にバンコク、中国においてフィールドワークを行っている。環境という視点よりは、都市という視点かも。

氏名 飛原 英治 (ひはら えいじ)
所属 工学系研究科 機械工学専攻 助教授 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 人間人工環境コース 人間環境学系 人間エネルギー環境学 教授 兼任
研究テーマ 環境にやさしくかつ人間の快適性を損なわない技術
研究内容 熱エネルギーを有効にかつ安全に利用するための技術について,流体力学,伝熱工学,振 動学,制御工学などを総合し,さまざまな角度から研究を行なっている。主な研究テーマは,原子力エネルギーの安全利用,空調・冷凍機の高効率利用,気液二相流の流動と伝熱 などである。民生用エネルギー消費の主要な 部分を占めている冷暖房・冷凍機器の高効率 化,非フロン化新技術,新冷媒の開発や ミクロな視点からの新技術の創出などを中心に研 究を進めています。
論文、著書 「エネルギー変換」(共著),東京大学出版会,1995年
担当講義 学部前期:熱工学第一、エネルギー機械工学概論 学部後期:環境エネルギーシステム、環境熱流体工学 大学院:人間エネルギー環境基礎論、環境エネルギーシステム学特 論
審議会など 通産省 総合エネルギー調査会省エネルギー基準部会 電気冷蔵庫判断基準小委員会委員、エアコンディショナー判断基準小委員会委員

氏名 酒井 信介(さかい しんすけ)
所属 工学系研究科 機械工学専攻 助教授
研究テーマ (LCA関係)オブジェクト指向環境負担性評価システムの開発/LCAにおける影響度評価 技術の開発/エコマアテリアルデータベースの開発

氏名 木村 文彦
所属 工学系研究科 精密機械工学専攻
研究内容 ライフサイクルモデリング 故障と部品の使用劣化に基づく機械製品の頑健設計/リユー ス・廃棄コストを考慮したライフサイクルシミュレーションによる最適設計/製品のライ フサイクルに基づくリユース指向モジュラー設計の最適化
担当講義 1998年度講義 人間環境一般「人工学−地球にやさしい製品設計・生産入門」

氏名 曽根 悟
所属 工学系研究科 工学部電気工学専攻 電気工学科 電気制御システム工学講座 教授
研究テーマ 交通システムの評価、列車群計画、電気車のブレーキシステムの改善
研究内容 省エネルギー、環境問題、交通問題、列車ダイヤ、純電気ブレーキ
論文、著書 新しい鉄道システム−交通問題解決への新技術−(著書)オーム社 1987年 東京の交通問題(共著書)技報堂出版 1993年 図解電気の百科(多数共著 監修者代表)オーム社 1995年 鉄道における情報・システム技術の課題 電気学会論文誌C 115C-5 1995年 最近の高速鉄道車両 電気学会誌 117-5 1997年
担当講義 学部前期:人間社会と交通システム 学部後期:応用電気工学、電気工学大要第二 大学院 電気車工学、サイリスタ回路、交通システム工学(情報科学セミナー)

氏名 藤井 康正
所属 工学系研究科 電気工学専攻 助教授
研究テーマ エネルギー・経済・環境システムを対象にした評価や解析,エネルギーモデルによる温暖化 対策技術の評価,新エネルギー技術の経済性評価と開発政策解析

氏名 堀 洋一
所属 工学部 総合試験所 電気方面研究室・大学院工学系研究科 電気工学専攻 助教授
研究テーマ メカトロ系のアドバンスト・モーション・コントロール、柔軟系の振動抑制・外乱抑圧制 御、電気自動車のトラクション・コントロール。最近は,電気自動車にかなり力を入れて います.
研究内容 メカトロニクス、ロバスト制御、モーション制御、振動制御、電気自動車
論文、著書 制御工学の基礎, 応用制御工学, 丸善, 1997年, 1998年 電気自動車のトラクションコントロ−ルに関する基礎研究, 電気学会論文誌D, 118-D, 1, 1998
担当講義 学部後期:制御工学第1、マイクロプロセッサ応用、電気機器制御 大学院:制御・システム論
審議会など 通産省 総合エネルギー調査会省エネルギー基準部会 電気冷蔵庫判断基準小委員会委員、エアコンディショナー判断基準小委員会委員

氏名 山地 憲治
所属 工学系研究科 電気工学専攻 教授
研究テーマ 地球温暖化対策技術及び政策の評価、バイオエネルギーの持続的利用可能量の評価、新し い電力需給マネジメント方式の研究
研究内容 地球温暖化問題、技術評価、電力需給マネジメント、エネルギーモデル、バイオエネルギ ー
論文、著書 「グローバルエネルギー戦略地球環境時代の21世紀シナリオ」電力新報社、1995年 「原子力は地球環境を救えるか」日刊工業新聞社、1990年 「いま、エネルギー科学からエネルギー学へ」ILLUME、9、1997年 「地球環境経済論(下)」(共著、慶應通信、1995年) 「有限の地球と人間活動」(共著、オーム社、1993年)
担当講義 学部後期:電力システム工学第一、グローバルシステム工学、システム数理工学 大学院:エネルギーシステム論
審議会など 東京電力「太陽光発電の実用性に関する研究への助成」審査委員 原子力政策円卓会議(第2回) 招聘者 源エネルギー庁 電力技術評価委員会 委員 1993年 6 月 (財)電力中央研究所経済社会研究所 エネルギーシステムグループリーダー兼研究主幹
備考 第3回AGSワークショップ 講演者 新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻を兼任

氏名 松橋 隆治
所属 工学系研究科 地球システム工学専攻 助教授
備考 1996、1997環境の世紀において持続可能性をテーマに講義。

氏名 登坂 博行
所属 工学系研究科 地球システム工学専攻 地球エンジニアリング講座 助教授
研究テーマ 陸水循環系のモデル化と数値シミュレーション、地殻物性の逆解析技術の開発、超長期自 然現象のモデル化と数値シミュレーション
研究内容 地殻、流体、自然現象、モデル化、シミュレーション
論文、著書 「地表流と地下水流を結合した3次元陸水シミュレーション手法の開発」、地下水学会誌、 38,4,1996年 「多成分多相型移流拡散モデルによる包括的な地下水汚染解析」、地下水学会誌、 38,3,1996.
担当講義 学部後期:地殻流体解析、コンピュータ工学第二、応用地球科学実験法および実験、地球探査・流体 大学院:地殻流体解析特論、応用地球科学特論第二、石油地質学特論

氏名 六川 修一 (ろくかわ しゅういち)
所属 工学系研究科 地球システム工学専攻 地球エンジニアリング大講座 助教授
研究テーマ ジオトモグラフィー、リモートセンシング、太陽光発電システム
研究内容 探査、エネルギー、リモートセンシング、PVシステム,EOS計画
担当講義 学部前期:全学ゼミ「地球に生きる」 学部後期:地殻物理工学、物理探査工学、地球観測システム 大学院:エネルギー・環境情報工学

氏名 石谷 久
所属 地球システム工学科 教授
論文、著書 「バイオマスエネルギーの導入可能性に関する評価(1)」(共著) 「LCA的な概念による地域活動に伴うCO2排出量の構造分析」(共著) 「熱負荷計算を用いたオフィスビルにおけるCO2削減策の評価」(共著)
審議会など 科学技術庁諮問機関資源調査会委員 産業構造審議会地球環境部会 委員

氏名 岡野 靖彦
所属 工学系研究科 工学部地球システム工学専攻 地球システム工学科 資源エネルギーシス テム工学講座 教授
研究テーマ 資源処理(資源リサイクリングを含む)のプロセス工学的研究、海洋鉱物資源の処理に関 する研究
研究内容 粉砕、選別、数学モデル、シミュレーション
論文、著書 湿式ボールミル粉砕回路の静特性に関する2、3の考察−湿式ボールミル粉砕回路の制御に 関する研究(第1報),日本鉱業会誌,84巻960号(1968)

氏名 金田 博彰 (かねだ ひろあき)
所属 工学系研究科 地球システム工学科 応用地質学第一 教授
研究テーマ 鉱物資源の生成条件と探査手法の確立、高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する研究、 水熱化学と鉱物合成工学
研究内容 資源、探査、鉱物、熱水活動、高レベル放射性廃棄物地層処分
論文、著書 「地球史から見たおよび環境問題」資源と素材学会誌、113,1,1997年
担当講義 学部前期課程 資源地質学、地球科学実験法及び実験、地質学実地演習;学部後期課 程 鉱物探査工学演習;大学院 鉱物探査工学特論、地球環境学特論

氏名 茂木 源人 (もぎ げんと)
所属 工学系研究科 地球システム工学専攻 助教授
研究テーマ ディレイオプションを考慮した資源開発プロジェクト評価,一般廃棄物回収に関する産業 間の最適負担配分,露天掘鉱山の最適生産スケジューリング
研究内容 OR,システムダイナミックス,オプションプライシング,発破振動,重力流動
論文、著書 「一般廃棄物回収における産業間の負担配分に関する研究」 茂木源人・安達 毅・小谷明 生・山冨二郎,Keio Economic Observatory Discussion Paper,No.17(1998)
担当講義 学部後期課程 資源数理計画;大学院 Advanced course in resources development planning

氏名 足立 芳寛
所属 マテリアル工学科 金属工学専攻 客員教授
研究内容 CO2削減のための材質研究?
論文、著書 「新エネルギー技術入門」オーム社
担当講義 学部後期:製鉄環境システム学

氏名 藤元 薫
所属 工学系研究科 応用化学専攻
研究テーマ 合成ガスの化学、メタンの炭酸ガス改質、プラスチック類の化学リサイクル
研究内容 エネルギー、化学反応、炭化水素、環境、触媒
担当講義 学部前期:応用化学のフロンティア、エネルギー化学T 学部後期:有機工業化学、エネルギー化学U 大学院:エネルギー反応工学1
審議会など 資源エネルギー庁 資源・エネルギー技術評価検討会 委員

氏名 定方 正毅
所属 工学系研究科 化学システム工学専攻 教授
研究テーマ 環境科学、環境保全大気保全工学、燃焼工学
研究内容 途上国に適合する大気保全技術、ラジカルを利用した反応操 作技術の開発
論文、著書 張 龍、小名清一、大久保達也、定方正毅:硫安副生型乾式脱硫プロセスの研 究、日本エネルギー学会誌、Vol.75No.835(1996) 飯野福哉、定方正毅、青木正則、新田義孝、松本聡:脱硫装置からの石膏と 石炭灰を用いたアルカリ土壌の改良、日本エネルギー学会誌
担当講義 学部前期:化学システム工学基礎 学部後期:環境システム工学 大学院:環境プロセス工学
備考 1994年度環境の世紀「発展途上国での環境保全技術」で講義 1997年度環境の世紀「途上国の環境問題と新しい工学」で講義 1999年度環境の世紀「発展途上国の環境問題」で講義

氏名 小宮山 宏
所属 工学系研究科 化学システム工学専攻 教授
審議会など 安田火災 「インターネット市民講座」
備考 95年度環境の世紀「地球温暖化問題の答え」で講義 1996年度環境の世紀「技術と社会―リサイクルシステムが意味を持つ条件」で講義 1998年度環境の世紀「地球温暖化問題に答える」で講義

農学生命科学研究科

氏名 松本 聰 (まつもと さとし)
所属 農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 土壌圏科学研究室 教授
研究テーマ 環境調和的な作物生産技術の確立を中心に、問題を抱えた土壌(砂漠、酸性土壌、土壌の流 失、有害物質に汚染された土壌など)への技術の応用を研究している。砂漠の緑化や有害物 で汚染された土壌の修復など実用的な研究から最新の分子生物学的手法を用いた土壌生態 系での微生物動態や進化の研究まできわめて広域にわたる。
備考 96、97、99年度環境の世紀「土壌から見た地球環境〜乾燥地の潜在的可能性」で講義。

氏名 永田 信 (ながた しん)
所属 農学生命科学研究科 森林科学専攻 林政学研究室 教授
研究テーマ 森林に対する国民の意識アンケート調査 、「森林生態社会学」執筆(始めたばかり…)、日 韓の森林関連産業に環境問題が与えた影響の比較分析 、林業労働力のコウホート分析、屋 久島の観光資源の経済的評価 、戦後の森林・林業の歴史、 森林文化論、森林教育 、「鯖 の道」の研究 、滋賀県信楽町の研究、国有林問題 、経済発展に伴う人口移動と森林利用 の変化
担当講義 学部後期:森林科学T、森林政策学、森林政策学演習 大学院:林業経済論、資源環境経済学、森林科学特別実験、森林科 学特別演習
審議会など 林政審議会専門委員・国土審議会専門委員

氏名 井上 真 (いのうえ まこと)
所属 農学生命科学研究科 森林科学専攻 林政学研究室 助教授
研究テーマ 熱帯林に関するコモンズ論、社会林業論、日本の山村における生活構造論、インドネシア をフィールドとして、熱帯林地域に居住する人々による慣習的な森林利用、および先住民 と保護地域設定とのかかわりについて調べている。
論文、著書 「熱帯雨林の生活:ボルネオの焼畑民とともに」築地書館、1991年 「沈黙する熱帯林(小林繁男編、分担執筆)」東洋書店、1992年 「もっと知りたい:インドネシア(綾部恒雄・石井米雄編、分担執筆)」弘文堂、1995年 「森林資源の利用と再生:経済の論理と自然の論理(共著)」農文協 、1994年 「焼畑と熱帯林:カリマンタンの伝統的焼畑システムの変容」弘文堂、1995年
担当講義 学部前期:森林環境と人間活動 学部後期:森林社会学 大学院:熱帯森林政策学
備考 1994年度環境の世紀に「熱帯林の消失原因と保全策」で講義。

氏名 鈴木 雅一 (すずき まさかず)
所属 農学生命科学研究科 森林科学専攻 森林理水および砂防工学研究室 教授
研究テーマ 森林が水循環・エネルギー循環に与える影響、森林流域の水質形成機構、山地の土砂災害軽減に関する研究
研究内容 キーワード 森林、蒸発散、物質循環、酸性雨、土石流
論文、著書 「土砂災害発生の危険雨量」砂防学会誌(新砂防)31(3),1979年 「山地流域の流出に与える森林の影響評価のための流況解析」日本林学会誌70(6)1988年 「森林からの蒸発散」水文水資源学会誌4(2):9−22,1991
担当講義 人間環境一般(森林と地球環境、森林環境と人間活動) 、森林水文学特論、森林環境物理学
備考 森林水文学の紹介でAERA Mook 「農学がわかる」(朝日新聞社 1997. 5.30刊) 掲載

氏名 宮崎 毅 (みやざき つよし)
所属 農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 地域環境工学講座 環境地水学研究室 教授
研究テーマ 地球に存在する土や水,空気,生物を永遠に持続させるために,土の変化,土の劣化,土の回 復と土中の物質移動現象との相関を追究している。特に,日本の土の劣化を危倶している。
論文、著書 川本健、宮崎毅、中野政詩:フィンガー流形態による塩分溶脱効果 : 農業土木学会論文集 末次淳、井本博美、宮崎毅、中野政詩 : 下水汚泥添加土壌の保水性・透水性が有機物成分の分解に与える影響について、農業土木学会諭文集
担当講義 学部前期:地域環境工学入門、土壌圏の科学 学部後期:地水学,土壌物理学、土壌物理環境実験 大学院:地水学特論

氏名 武内 和彦 (たけうち かずひこ)
所属 農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻 緑地学研究室 教授
研究テーマ 中国半乾燥・半湿潤地域の砂漠化/土地荒廃防止、タイ南部湿潤地域の土地環境評価に加え、 ジャワ島における持続的生物資源管理システム、メトロマニラにおける緑地環境評価の研 究を開始した。また国内では、国土生態系のネットワーク化や、多自然居住地域を創造す るため環境保全型国土計画や都市・農村計画の手法確立に取り組んでいる。
論文、著書 都市環境計画とランドスケープ計画 総合都市研究 55;15-20. 「東京における街路樹の樹種変遷と環境思想」 IATSSReview 22(1):24 共著 「地域の生態学的研究」 農村計画学会誌 14(2)81-82. 「ランドスケープを考える(1)─農村環境の価値とは?─」 月刊JA 484: 72-75. 「地域生態学に基づく環境創造論」 都市計画 197:18-19
担当講義 学部後期:緑地環境計画学、地域環境生態学、緑地環境生物学研究演習 大学院:緑地環境計画特論、緑地環境形成特論、応用生物学演習(T)(U)
審議会など 国会等移転審議会「首都機能移転と環境に関する検討会」メンバー
備考 第5回東京大学環境安全研究センターシンポジウム「環境政策の提案」(1995) http://www.ab.a.u-tokyo.ac.jp/las/takeuchi.html

氏名 佐藤 洋平 (さとう ようへい)
所属 農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 農地環境工学研究室 教授
研究テーマ 土地利用・土地被覆変化研究、中山間地域資源管理システム、農村景観計画基礎理論、学内外の先生方の協力を得て新たにインドネシアにおける持続的農村開発(農業農村開発と環境保全)の研究を開始した。
研究内容 キーワード 環境管理、農村整備計画、レクリエーション、土地資源、換地
論文、著書 "Factors Affecting Residents' Decision-Making on Suburban Encroachment", Rural and Environmental Engineering No.34, 1998、「手賀沼のレクリエーション便益」農土論集191、 1997年
担当講義 学部前期:地域環境工学入門 学部後期:農地環境工学、農村計画、農地環境工学実験 大学院:農地環境工学特論、地域計画論、生物・環境工学特別研究I、生物・環境工学特別研究II
審議会など 農村計画学会長を務める。

氏名 太田 猛彦 (おおた たけひこ)
所属 農学生命科学研究科 農学国際専攻 地球生物環境学大講座 森林科学専攻 国際森林環 境学研究室 教授
研究テーマ 総合対照流域法を用いた森林の水循環・物質循環への影響評価研究、山地の土砂生産と砂 防計画に関する研究、生態系と調和した砂防・治山工法の開発に関する基礎的研究
研究内容 キーワード 水循環、砂防工学、地球環境、森林水文学、斜面水文学
論文、著書 「森林と水と都市」森林文化研究,17,1996 森林の百科事典(編集委員)丸善1996.11 「水と土をはぐくむ森」文研出版,1996 「森林と防災」防災(東京大学公開講座63)東京大学出版会,1996年
担当講義 人間環境一般(森林と地球環境)、森林保全学、森林保全学実習、砂防工学、国際森林資源環境学
審議会など 林政審議会森林・林業基本問題部会参考人 国土庁水資源基本問題研究会委員、かながわ水資源の森林つくり検討委員会委員
備考 http://gaia.fr.a.u-tokyo.ac.jp/ 森林資源環境科学大講座を兼任

氏名 樋口 広芳 (ひぐち ひろよし)
所属 農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 高次生体制御学講座 野生動物学研究室 教授
研究テーマ 希少鳥類の生態と保全に関する研究、渡り鳥の生態と保全に関する研究、カラスの生態と 行動に関する研究
研究内容 キーワード 鳥、生態、行動、保全、渡り
論文、著書 「保全生物学」(編著)東京大学出版会、1996年 「飛べない鳥の謎」平凡社、1996 「湿地と生きる」(成末雅恵と共著)岩波書店、1997年
担当講義 野生動物学、動物生態学特論、野生動物学、野生脊椎動物学
備考 1997、1998年度環境の世紀において「生物多様性とその保全」で講義。

氏名 宮下 直 (みやした ただし)
所属 農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 高次生体制御学講座 野生動物学研究室 助手
研究テーマ 造網性クモ類の生活史、行動の多様性と進化、シカによる環境改変がクモを頂点とする食 物連鎖に及ぼす影響
研究内容 キーワード 生物多様性の保全
論文、著書 「造網性クモ類における種間、種内競争」Acta Arachnol.,45,1996" 「保全生物学」樋口広芳編、東京大学出版会、1996
担当講義 野生動物学、動物生態学特論、野生動物学、野生脊椎動物学
備考 1997、1998年度環境の世紀において「生物多様性とその保全」で講義。

氏名 岩本 純明 (いわもと のりあき)
所属 農学生命科学研究科 農業資源経済学専攻 農業構造経営学講座 農業史研究室 助教授
研究テーマ 近代日本農村社会史、イギリス農村環境保護運動史、経済発展と農業、土地制度史、比較 土地改革論、アジアの農村社会の構造と発展、農法展開の比較史、環境史、環境保護史
論文、著書 「農民層分解論の成果と課題」、『農業問題研究』第38号、1994年 「マイクロフィルム版『農商務省小作慣行調査報告』解説」、日本図書センター、1996年 「田園レクリエーションとアクセス権ーイギリスの経験ー」、『農耕の技術と文化』、農耕文 化研究振興会、1997年

氏名 藤田 幸一 (ふじた こういち)
所属 農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 開発政策・経済学講座 助教授
研究テーマ 地下水灌漑の経済学、南アジア農村金融論、南アジアの穀物需給
研究内容 キーワード 南アジア、穀物需給、農村開発、農村金融、灌漑
論文、著書 「バングラデシュ農業発展論序説」農業総合研究所,1993年 「『緑の革命』と所得分配−バングラデシュの灌漑水市場の経済分析より−」農業経済研 究,66,4,1995 「バングラデシュ農村非制度金融の新動向」農業総合研究,49,3,1995年 「村落公共機能の強化をめざして−バングラデシュ農村開発の新戦略−」東南アジア研 究,33,1,1995年" 人口と食糧 開発経済学特論、開発経済学演習、国際農業論特別研究

氏名 生源寺 真一 (しょうげんじ しんいち)
所属 農学生命科学研究科 国際農学専攻 国際開発環境学講座 教授
研究テーマ 先進国の農業政策、農業プロジェクトの経済評価、農業環境政策
研究内容 キーワード コスト・ベネフィット分析、外部経済・不経済
論文、著書 『農地の経済分析』 農林統計協会、 1990年 『農業経済学』 東京大学出版会、 1993年 (共著) 『こころ豊かなれ日本農業新論』 家の光協会、 1995年 (共著) 「農業環境政策と貿易問題」 『農業経済研究』 第68巻第1号、 1996年、
担当講義 農業資源経済学汎論、人口と食糧、農業経済学、開発政策・経済学演習、資源・ 環境経済学特論、国際環境評価学特論

氏名 黒倉 壽
所属 農学生命科学研究科 農学国際専攻 国際水産開発学研究室 教授
研究テーマ 沿岸域、河口域、養殖池などの水圏内における生物生産の構造やメカニズムを解明し、そ れらの水域の有効利用と環境保全を目的とした研究を行っている。マングローブ林などの 熱帯域で特徴的な沿岸環境の水圏の環境と生物への関係、養殖場の開発による周囲の環境 や生物への変化など沿岸環境の持続的利用考える。

氏名 大賀 圭治 (おおが けいじ)
所属 農学生命科学研究科 農学国際専攻 国際環境経済研究室 教授
研究テーマ 農業開発、食料消費による環境負荷のモデル化と予測、・貿易自由化による世界農業システ ムの変動分析、開発途上国における持続的農業開発戦略と開発協力政策、経済開発の食料 需給に及ぼす影響 、地球温暖化の世界食料需給に及ぼす影響分析、世界食料・農業モデ ルの開発とシミュレーション分析
論文、著書 「世界は飢えるか」(他4名著)(農山漁村文化協会,1996)。 「世界食料需給の長期展望」(1997), pp.20-27日本学術会議「学術の動向」2-4。「2020年の世界食料需給予測」(農山漁村文化協会、1998) 「世界の食糧需給見通しと日本の食糧政策」(1998) 1998年度日本農業経済学会大会報告 農業経済研究第70巻第2号
備考 国連食糧農業機関(FAO)や国際食糧政策研究所(IFPRI)での経験があり、JICAの国際 研究プロジェクト指導をしてきている。

氏名 渡辺 達三(わたなべ さとみ)
所属 農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻 環境資源創成学研究室 教授
研究テーマ 自然科学的な手法はもとより、社会・人文科学的な手法も用い、環境資源の 保全・開発を 図る。1.環境資源の保全・開発についての原論的研究、2.生産財の環境資源としての利用に 関する研究、3.環境浄化機能の高い生命系の開発、4.省資源に寄与する植物系・生命系の開 発、5.植物の防災機能の把握と防災性植物・植栽の開発、6.都市自然生態系の回復・形成に 関する研究

氏名 加藤 和弘 (かとう かずひろ)
所属 農学部 附属緑地植物実験所 助教授
研究テーマ 生物群集分析による河川環境の評価、都市域における生物生息地の形成と保全、淡水産付 着珪藻類の生態
研究内容 キーワード生物群集、環境評価、多変量解析、河川、都市緑地
論文、著書 加藤和弘(1996):生物群集の多変量解析とその地域環境計画への応用、ランドスケープ 研究60(1):46−55
担当講義 緑地植物実験実習、生産環境生物学基礎実験(一部)、農場実習及び農業生物学 実習
備考 96年度環境の世紀において「生物生息地保全のための視点」で講義。

医学系研究科

氏名 松島 綱治 (まつしま こうじ)
所属 医学系研究科 衛生学教室
研究テーマ 分子予防医学。病気の予防や診断を分子生物学的方法論を用いて実現すること。分子疫学、 分子環境医学。
研究内容 1.炎症・免疫反応機構、 2.マクロファージ・DCの分化機序、3.分子環境医学(環 境ホルモンが免疫系に及ぼす影響について分子レベルで解析している。特に、サイトカイ ン・ケモカイン産生に及ぼす影響について。)4.分子予防医学(遺伝子解析(SAGE)に よる診断の開発)
論文、著書 第1回日本内分泌撹乱化学物質学会 「内分泌撹乱物質ビスフェノールA、ノニルフェノー ルのMonocyte chemoattractant protein-1(MCP-1)産出に及ぼす影響(Effects of Bisphenol A and Nonylphenol on MCP-1 Production)」

氏名 堤 治 (つつみ おさむ)
所属 医学系研究科 産科婦人科
研究内容 初期発生に対するダイオキシンの影響(研究の一つ)
論文、著書 第1回日本内分泌撹乱化学物質学会 「ダイオキシン類の人生殖系への汚染とマウス初期 胚発育への影響(Presence of dioxins in human reproductive fluid and its action on the development of preimplantation mouse embryos)」東京大学産科婦人科 堤治、上地博人、 国立環境研究所 曾根英子、遠山千春、森田昌敏 1998;
備考 環境ホルモンの研究に参画。 上記論文はごく低濃度のダイオキシンによっ てマウスの初期発生に影響が生じることを示した論文。

氏名 大塚 柳太郎 (おおつか りゅうたろう)
所属 医学系研究科 人類生態学教室
研究テーマ 人間とそれをとりまく環境との関係や、様々な生態系における人間の健康状態を包括的に 明らかにすること。
研究内容 1。発展途上国、特にアジア、オセアニア地域におけるフィールドワーク、2。地域環境 における人間の適応の評価、3。生物学的適応のメカニズム(環境が生体に及ぼす影響と それに対する生体の反応系)、4。コンピュータシミュレーション(フィールドと実験のデ ータをもとに、人間集団の長期間の適応と将来予測のための数学モデルの構築とシミュレ ーション)
論文、著書 Life and health of chain saw operators in tropical rain forests:change in work conditions and health due to the mechanization of forestry(共著).: Environmental Science,4,Supplement 135-145, 1996
担当講義 人口学
審議会など HDP(Human Dimensions of Global Environmental Change Programme:地球環境変 動の人間的側面研究計画)の「人間・社会的側面からみた地球環境問題」分科会検討委員
備考 1997年11月から、日本オセアニア学会の委託により、「パプアニューギニアを 救おう!」キャンペーンを展開していた。

附属施設

氏名 山本 和夫 (やまもと かずお)
所属 環境安全研究センター 教授
研究テーマ 個人曝露、遺伝子損傷性、膜分離、超臨界水酸化、廃棄物広域処理処分、水・大気環境質リスク評価、膜分離水処理技術、廃棄物管理及び有害廃棄物処理、Membrane related researches
論文、著書 「水質衛生学」技報堂出版、1996(分担執筆) 「Effect of Pore Structure of Membranes and Module Configration on Virus Retention」J.Membrane Science, 115, 1, 1996 「中空糸膜による活性汚泥懸濁液の外圧型クロスフローろ過における汚泥堆積過程に関する研究」土木学会論文集、No.55/・-37,1996
担当講義 学部前期課程:環境流体力学、学部後期課程:廃棄物管理、大学院:物理化学処理特論

氏名 尾張 真則 (おわり まさのり)
所属 環境安全研究センター 助教授 東京大学生産技術研究所 研究担当
研究テーマ マイクロビーム分析法の開発とその環境計測・材料解析への応用
論文、著書 "電子プローブマイクロアナリシス法及び二次イオン質量分析法による大気浮遊粒子状物質 同一粒子分析" 坂本哲夫,冨安文武乃進,神宮信康,尾張真則,二瓶好正:分析化学 45, 479-4841996). "粒別分析による都市人工空間における浮遊粒子状物質の起源解析"劉国林,冨安文武乃進 ,尾張真則,二瓶好正,杉本伸行,内山俊一:環境科学会誌7, 53-58 (1994).
担当講義 学部後期:分析化学V,分析化学実験及び演習,環境安全管理 大学院:環境計測化学特論第2
備考 東京大学工学系研究科応用化学専攻 課程担当、

氏名 松村 幸彦 (まつむら ゆきひこ)
所属 環境安全研究センター 助教授
研究テーマ 超臨界水を用いた廃棄物処理プロセスの開発
担当講義 大学院:環境安全管理、環境エネルギーシステム論、反応装置工学特論第2

氏名 秋元 肇 (あきもと はじめ)
所属 先端科学技術研究センター 地球環境物質分野 教授
研究テーマ オゾン、大気化学
論文、著書 「地球の酸性化」、樽谷修一編「地球環境科学」、pp.88-94, 朝倉書店、 1995.4. 「北東アジア・太平洋周縁地域における対流圏オゾンの生成と輸送」、社団法人国際環境研 究協会編「地球環境」2巻1号、pp.21-31、1997年 「大気汚染物質 の循環メカニズムを探る」、化学 51(6)、358-359(1996) 「地球環境とエアロゾル」、エアロゾル研究 12(2)、89(1997)
備考 理学系研究科地球惑星物理学専攻の指導教官

氏名 住 明正 (すみ あきまさ)
所属 気候システム研究センター 教授・センター長、理学系研究科・地球惑星物理学科専攻
研究テーマ 大気海洋相互作用、地球環境モデリング、熱帯地域での大気海岸相互作用の研究、気候システムのモデリング、気候システム力学
研究内容 気候モデルにもちいられる第2世代の大気大循環モデルを新しく開発することを中心に、 数値実験を通して気候システムの秘密を解明するための研究を行なっています。また同時 に、ENSOに見られる気候システムの年々変動の予測・シュミレーションを行ない得るよう な大気-海洋結合モデルの開発も行なっています。また、気候モデルを用いて、地球温暖化 の評価を行なっています。 古気候についての研究も行なっています。
論文、著書 「地球の気候はどう決まるか」岩波書店,1993年 「ビールびんの中の雲−身近なサイエンス入門」丸善出版 気候変動論 岩波講座 地球惑星科学,1996年 編著者
審議会など WCRP(世界気候研究計画)の科学委員会委員
備考 1973年、気象庁に入庁。

氏名 高橋 正明 (たかはし まさあき)
所属 気候システム研究センター 教授
研究テーマ 成層圏の波動やその非線型相互作用の研究、成層圏QBOの気候に及ぼす影響、成層圏オゾ ン等の化学および輸送に関する研究、対流圏における波動の生成論
論文、著書 廣田勇,高橋正明,et al., 1997: 第1回国際SPARC報告. 天気,44, 467-468. 1997: 気候センターでの成層圏モデリング. 気候システム研究叢書
備考 趣味 気象とは何の関係もない本を読むこと.最近は山田風太郎の明治モノ、水泳を週1回 ほどやっている.最近は体力不足で長く泳げない.北斎の絵を眺める事.最近(97/10/31) Eric Claptonのコンサートに行ったが,頭クラクラ.

氏名 中島 映至
所属 気候システム研究センター 教授
研究テーマ 1.大循環モデル用放射コードの開発、2.雲・エアロゾルの放射強制力の観測的評価、3.雲・エアロゾルの放射強制力のモデル的評価、4.100年間程度の気候変動のシミュレーション

氏名 堀 繁 (ほり しげる)
所属 アジア生物資源環境研究センター・生物環境評価大部門・地域資源評価研究分野 教授
研究テーマ 都市・農山漁村の空間と景観の特徴に関する研究、公共空間(公園・道路・河川・海岸・港 等)のデザインに関する研究、熱帯雨林保全手段としてのエコツーリズムに関する研究
研究内容 キーワード:景観、自然、計画設計思想、空間計画、国立公園
論文、著書 「フォレストスケープ」全国林業改良普及協会,1997年 「東京におけるオープンカフェの立地とデザインに関する研究」都市計画論文集,31,1996 「わが国の国立公園の計画管理の実態とその変遷に関する研究」ランドスケープ研 究,59,2,1995
担当講義 森林科学特別演習、森林科学特別実験

氏名 飯山 賢治 (いいやま けんじ)
所属 アジア生物資源環境研究センター 教授
研究テーマ ゼロエミッション型熱帯植物資源利用開発、植物細胞壁超微細構造の解明、飼料植物細胞 壁成分と消化性
研究内容 キーワード:リグニン・多糖結合、植物廃棄物の堆肥化、植物資源の有効利用、 炭素循環、マッシュルーム生産
論文、著書 「炭素循環とバイオマス」Cellul. Commun., Vol.3.1996 「未利用木質資源の再資源化」地球環境学第6巻.岩波書店.1998

氏名 須藤 修 (すどう おさむ)
所属 社会情報研究所 情報・メディア部門 助教授
研究テーマ 1)メディア融合とサイバー経済の自己組織化に関する研究、2)電子マネーと金融システム の変化に関する研究、3)環境問題と持続可能な発展に関する研究
論文、著書 『ノイズと経済秩序』(日本評論社,1988年) 『複合的ネットワーク社会−情報テクノロジーと社会進化』(有斐閣,1995年) 『ネットワーク世紀の社会経済システム』[共編著](富士通ブックス,1996年)
備考 94年度環境の世紀「持続可能な経済活動」、「持続可能な社会経済パラダイムの構築に向け て」、(94年度は2回おこなわれた。) 96年度環境の世紀「ゼロエミッション構想と地域の自律的発展」で講義。

氏名 小佐古 敏荘
所属 原子力研究総合センター 共同設備管理部門 助教授・部門主任
研究テーマ 複合領域/エネルギー学/エネルギー学一般・原子力: 複合領域/環境科学/環境影響評価(合放射性生物学) 放射線安全研究、放射線遮蔽、線量評価

氏名 児玉 文雄
所属 先端経済工学研究センター 先端産業創出戦略分野 教授
研究テーマ 産業創出と技術進化との相関関係⇒技術革新事例データベース構築/大学依拠型イノベー ション(ブレークスルーの活用)の機能分析/異業種間競争のメカニズムの分析/新技術 の需要予測手法開発(技術融合から見た需要予測)/新規事業展開の経営組織分析/巨大 技術開発ポートフォリオ(キャリブレーション概念の導入)開発/新産業創出の政策階層 分析
論文、著書 「産業の多角化の動向と収益性との相関」「政策融合と需要表現によるITS産業の創出」「わ が国製造業の多角化と収益性の定量分析」「異業種環境層による環境問題の解決」「異業種 間競争と技術融合による環境産業の創出」「新規産業としての環境問題の分析〜異業種間 競争ダイナミクス〜」(以上、玄場 公規との共著多数 詳しくはホームページ参照 http://www.aee.u-tokyo.ac.jp/industry/gemba.htm)
備考 上記は環境経済政策学会にての発表論文、環境システム学会に発表、自動車走行電子技術 協会20周年記念誌に論文掲載 などなど 学術情報センター 研究動向調査系 教授

氏名 玄場 公規
所属 先端経済工学研究センター 先端産業創出戦略分野 助教授
研究テーマ 産業創出と技術進化との相関関係⇒技術革新事例データベース構築/大学依拠型イノベー ション(ブレークスルーの活用)の機能分析/異業種間競争のメカニズムの分析/新技術 の需要予測手法開発(技術融合から見た需要予測)/新規事業展開の経営組織分析/巨大 技術開発ポートフォリオ(キャリブレーション概念の導入)開発/新産業創出の政策階層 分析
論文、著書 「産業の多角化の動向と収益性との相関」「政策融合と需要表現によるITS産業の創出」「わ が国製造業の多角化と収益性の定量分析」「異業種環境層による環境問題の解決」「異業種 間競争と技術融合による環境産業の創出」「新規産業としての環境問題の分析〜異業種間 競争ダイナミクス〜」(以上、玄場 公規との共著多数 詳しくはホームページ参照 http://www.aee.u-tokyo.ac.jp/industry/gemba.htm)

氏名 柴崎 亮介
所属 空間情報科学研究センター 教授
研究テーマ 実世界型情報環境の構築と利用⇒都市空間モデルの構築と利用/医工学への応用(人間の 運動解析)/地球空間モデルの構築と利用⇒どんな情報をどのように利用することで、し ゃかいに共通な問題の解決に効果的に寄与することができるか、という観点が中心(具体 的には地球環境、資源問題を対象としています)
論文、著書 「リモートセンシングからみた地球環境の保全と開発」 「宇宙から見た持続的な地球利用への道」村井俊治、宮脇昭、柴崎亮介(東京大学出版会 1995) 「地球環境資源の保全・利用計画論の試み」柴崎亮介(生研フォーラムグローブ・エンジ ニアー持続的地球を目指してー1994)
備考 AGS 第4回ワークショップ 講演者

氏名 村上 周三
所属 先端技術研究所 教授
研究テーマ 都市ならびに広域環境の環境計画に関する研究
論文、著書 「都市の風環境評価と計画―ビル風から適風環境まで」日本建築学会 1993)など
審議会など 科学技術振興調整費の助成、日本建築学会 室内化学物質汚染を解明するための研究 研究代表者

氏名 安井 至
所属東京大学生産技術研究所教授
研究テーマ 環境調和型材料の指標化、分子動力学法によるガラス、セラミックスの物性予測、高次構 造材料の生成手法の開発、製品のライフサイクルアセスメント手法検討と新素材への適用 (1) 分子動力学法によるガラス、セラミックスの物性予測(2)製品のライフサイクル アセスメント手法検討と新素材への適用(3)ガラス中における原子配列の解明と構造- 物性相関(4)Snドープ酸化インジウムの電気伝導特性とSnの状態の研究(5)マグネ トロンスパッタリング法によるV2O5薄膜の形成
論文、著書 「市民のための環境学入門」丸善ライブラリー
審議会など 東京都消費者センターの講座
備考 AGS 第4回ワークショップ 講演者 工学系応用化学専攻 環境材料学・東京大学生産技術研究所 教授 「市民のための環境学ガイド」ホームページ http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/~utsuno/yasui-j.html

氏名 巻出 義紘 (まきで よしひろ)
所属 アイソトープ総合センター
研究テーマ 環境化学・フロン類の分析化学・放射化学、ハロン及びフロン代替物質の大気中での挙勤 に関する研究
論文、著書 東京大学出版会『フロン 地球を蝕む物質』共著、1993年 「フロン規制とオゾンホール」『化学と教育』第45巻6号、1997年 「南極の大気一現在,過去,将来」『化学教育』第34巻2号 「ハロカーボンによる成層圏オゾン層破壊」日本分析化学会機関誌『ぶんせき』,1991年
備考 熊本県主催オゾン層保護対策セミナーにて「フロン規制と地球環境」というタイトルで基 調講演 オゾンホール関連でノーベル化学賞をとったローランド博士に近い人らしい 理学系研究科化学専攻 教授

氏名 安岡 善文
所属 生産技術研究所 第5部 地形情報処理工学部門
研究テーマ リモートセンシングによる地球環境のモニタリングと評価、画像解析による環境のモニタ リングと評価
研究内容 キーワード リモートセンシング、GIS、環境計測、画像処理
論文、著書 「宇宙からの観測」 地球環境の行方、中央法規、1996 「宇宙から見た地球」地球環境ハンドブック、朝倉書店、1994 「RSによる湖沼流域の年間窒素負荷量の推定」 日本リモートセンシング学会誌、Vol、 17(1)1996

氏名 冨山 哲男
所属 人工物工学研究センター 教授
研究テーマ ポスト大量生産パラダイム、知識集約型工学、やわらかい機械、インバースマニュファクチャリング、シンセシスのモデル論
研究内容 キーワード 設計、人工知能、定性物理、自律分散システム、生産パラダイム
論文、著書 「ポスト大量生産パラダイムと人工物工学」冨山哲男・馬場靖憲,日本機械学会第3回設 計工学・システム部門講演会講演論文集,No. 930-27,(1993),pp. 193-198 「人工物のライフサイクル設計」梅田靖・冨山哲男,シミュレーション,Vol. 15,No. 1 (1996),pp. 32-40
担当講義 教養学部前期課程 総合科目「研究能力開発」 工学部精密機械工学科 設計学
備考 大学院工学系研究科精密機械工学専攻 一般設計学

氏名 池本 幸生
所属 東洋文化研究所 助教授
備考 石見教授とともにAGSとして「地球環境に関する経済学的研究」を計画。 センの「不平等の再検討」の訳者の一人

氏名 中川 淳司 (なかがわ じゅんじ)
所属 社会科学研究所 助教授
研究テーマ 経済制度の国際的調和、先端技術と知的財産権、政府開発援助大綱の運用
研究内容 ハーモニゼーション、知的財産権、政府開発援助、日米経済関係
論文、著書 『資源国有化紛争の法過程』(1990年、国際書院) 『国際関係法』(丸善プラネット、1996年)共著 『援助研究入門』(アジア経済研究所、1996年)共著 『ソフトウェアノアルゴリズムの権利保護』(朝倉書店、1997年)共著 『国際法キーワード』(有斐閣、1997年)共著
担当講義 科目:大学院…国際経済法特殊講義

新領域創成科学研究科

氏名 松井 孝典 (まつい たかふみ)
所属 新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 複雑理工学専攻 複合非線形科学研究室 教授
研究テーマ 比較惑星学。太陽系元体の起源と進化、特に地球の起源と進化との関連に注目して。
研究内容 地球及び地球型惑星の大気・海洋・大陸の起源と進化、惑星・衛星の熱史、地球型惑星の テクトニクス、原始地球環境と生命の起源に関する基礎研究、惑星の画像解析・ 地形、火 成活動、クレーター分析など、火星探査のための基礎実験、惑星集積過程の理論的・実験 的研究、隕石の物性とその起源・進化
論文、著書 徳間書店『一五○億年の手紙』1995年 ウェッジ『地球学一長寿命型の文明論』編集 岩波講座『地球惑星科学 1 地球惑星科学入門 』共著 岩波講座『地球惑星科学 12 比較惑星学 』共著 岩波書店『地球倫理へ』
担当講義 学部後期:地球惑星進化学 大学院:惑星科学特論T
備考 アエラムック『環境学がわかる』にインタビュー記事あり 1999年度環境の世紀において、「地球システムの人間圏」で講義

氏名 熊谷 洋一 (くまがい よういち)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 自然環境コース 自然環境評価学
研究テーマ 将来の環境を予測、環境アセスメントなど
審議会など 平成10年 環境庁 自然との触れ合い分野の環境影響評価技術検討会 座長 平成8年 環境庁 環境影響評価総合研究会技術専門部会 委員

氏名 福田 健二 (ふくだ けんじ)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 自然環境コース 生物圏機能学 助教授
研究テーマ 生態系におえる生物間の相互作用

氏名 斎藤 馨 (さいとう かおる)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 自然環境コース 生物圏情報学 助教授
研究テーマ 森林に関する情報基盤、サイバーフォーレスト、森林景観モニタリング
論文、著書 フォレストスケープ 森林景観のデザインと演出 (1997) アセスメントのための景観シミュレーション手法:自然環境アセスメント技術マニュアル:425-443:自然環境アセスメント研究会 (1995)

氏名 渡辺 達三 (わたなべ さとみ)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 自然環境コース 自然環境形成学 教授
研究テーマ みどりの道、人間活動と共存し得る自然環境の創出 自然的環境の形成、緑の環境資源の開発と利用、自然とのふれ合いのための緑の開発
研究内容 公園、緑地、オープンスペース、緑化、自然環境の形成
論文、著書 緑のデザイン(八十島らと共編著)、日経技術図書、pp.796,1990 街路におけるコミュニティ・オープンスペースとしての機能の形成、都市計画論文集、 No.31,121-126,1996 世論調査にみられる近年の国民の緑意識の動向について、ランドスケープ、60(5),437-440,1997 梅と桜(大坪らと共著)、日本公園緑地協会、pp.300,1993
担当講義 学部前期:全学自由研究ゼミナール「バイオサイエンスの世界を拓く」 学部後期:生活とアメニティの科学 大学院:環境資源開発学、自然環境形成論

氏名 大森 博雄 (おおもり ひろお)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 自然環境コース 自然環境構造学
研究内容 湿潤変動帯における隆起と侵食による山地の形成過程と河谷の変化過程の研究・オースト ラリアおよび中国の乾燥・半乾燥地域の環境変化、特に砂漠化問題の研究・日本の高山地 域における温暖化に対する地生態系の応答に関する実験的研究
論文、著書 朝倉書店『環境変動と地球砂漠化』共著 岩波書店『水は地球の命づな 5(地球を丸ごと考える)』
審議会など 国土地理院研究評価委員、日本地形学連合学役員委員・国土地理院研究評価委員
備考 第3回AGSワークショップにて「地球温暖化に対する生態系の応答-中部山岳・乗鞍岳での 実験的研究」を発表参考

氏名 須貝 俊彦 (すがい としひこ)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 自然環境コース 自然環境構造学 助教授
研究テーマ 環境を時代、年代ごとに総合的に復元する

氏名 住 明正 (すみ あきまさ)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 自然環境コース 地球環境モデリング学 教授 気候システム研究センター センター長・理学系研究科・地球惑星物理学科専攻
研究テーマ 大気海洋相互作用、地球環境モデリング、気候モデル、数値モデリング
研究内容 熱帯地域での大気海岸相互作用の研究、気候システムのモデリング、気候システム力学
備考 付属研究施設等<気候システム研究センター>の項目も参照

氏名 小口 高 (おぐち たかし)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 自然環境コース 環境情報学 東京大学空間情報科学研究センター 空間解析研究部門 助教授 理学系大学院地理学専攻担当
研究テーマ 地形環境、流域環境、インターネットGIS
研究内容 気候変化に対する地形の反応特性の研究、シリアの考古遺跡周辺の古環境復元

氏名 正路 徹也 (しょうじ てつや)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 環境システムコース エネルギー環境学 教授
研究テーマ 環境評価
研究内容 温暖化ガスの抑制技術の開発、未来型エネルギーの開発技術評価
論文、著書 「地球情報学:その目指すもの」情報地質,9,3,1998年 「地球から見た資源および環境問題」資源と素材,113,1,1997年 「PERT問題としてみた編年」情報地質,7,4,1996年 「地形図のない地域におけるGPSの有効性」資源と素材,112,10,1996年 「情報−コスト関数による探査手法の最適組合せ」資源と素材,111,3,1995年

氏名 島田 荘平 (しまだ そうへい)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 環境システムコース エネルギー環境学 助教授
研究テーマ 環境評価、石炭、資源開発、環境、安全、リサイクリング
研究内容 炭層ガスの効率的回収、フレームジェットリサイクリングシステムの開発、炭層総合開発 システムの技術・経済評価
論文、著書 CO2の海洋投入に関する技術的可能性評価,石谷久,松橋隆治,大村昭二,島田荘平,須鑓孝 彦,1991年5月,エネルギー資源、12巻 3号、pp296-304
担当講義 学部後期課程:エネルギー資源論 大学院:資源環境安全工学、環境システム工学

氏名 柳沢 幸雄 (やなぎさわ ゆきお)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 環境システム学大講座 教授
研究テーマ 人間の健康影響を中心に環境問題の化学的、健康科学的アプローチ。化学物質過敏症の原因物質の同定と作用量に関する研究 ・「環境ホルモン」によるヒト生殖影響の疫学調査・二酸化炭素の固定に関する研究・都市のヒートアイランドに関する研究 ・地球環境統合モデルの開発研究など。
研究内容 現場での環境調査から未知の環境問題を発見、解決
担当講義 全学ゼミ「職業としての環境」主催
備考 1999年度環境の世紀最終回ディスカッション参加者

氏名 吉永 淳 (よしなが じゅん)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 環境システム学大講座 助教授
研究テーマ 人間の健康影響を中心に環境問題の化学的、健康科学的アプローチ
研究内容 現場での環境調査から未知の環境問題を発見、解決
備考 柳沢研究室所属

氏名 藤野 正隆 (ふじの まさたか)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 環境システムコース 海洋環境工学 教授 工学部 船舶海洋工学科 海洋流体力学研究室 海洋流体研 教授
研究テーマ 海洋環境観測、海洋利用
研究内容 人間の諸活動が海洋環境に及ぼす影響を評価する手法、海洋と調和した利用法
論文、著書 藤野正隆、多部田茂、北澤大輔、曽一非,超大型浮体の海洋物理環境への影響に関する一検討(第一報:東京湾内の沿岸湧昇への影響),日本造船学会論文集,pp267-280,1998

氏名 多部田 茂 (たべた しげる)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻,環境システムコース,海洋環境工学 助教授 工学部 船舶海洋工学科 海洋流体力学研究室 助教授
研究テーマ 海洋環境観測、海洋利用
研究内容 人間の諸活動が海洋環境に及ぼす影響を評価する手法、海洋と調和した利用法
論文、著書 藤野正隆、多部田茂、北澤大輔、曽一非,超大型浮体の海洋物理環境への影響に関する一検討(第一報:東京湾内の沿岸湧昇への影響),日本造船学会論文集,pp267-280,1998
担当講義 学部(教養学部):物理学A(力学) 学部(工学部船舶海洋工学科):グラフィックコミュニケーション、復原性及び浮体運動工学 大学院(新領域創成研究科環境学専攻):環境計測工学

氏名 影本 浩 (かげもと ひろし)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 環境システム学大講座 地球環境工学分野 教授 工学部 船舶海洋工学科 海洋流体力学研究室 教授
研究テーマ 浪中の浮体運動、環境影響物質の循環、大気汚染、自然エネルギーの利用 超大型浮体、CFD、人工魚、物質循環、非化石エネルギー、フィールド調査、データ解析、人工物による環境修復
研究内容 人間の活動に伴い生ずる地球環境影響物質の形態的・化学的変化の把握、これらの物質の地球的規模の循環メカニズムの解明、ならびにこれに伴う環境変動の把握に係る工学的手法および地球環への負荷の少ないエネルギー源の開発、地球環境の工学的修復・補償法に関して教育および研究を行う。 たとえば、 (1)大気と海洋の相互作用 (2)大気汚染に関わる化学反応 (3)環境大気中での活性化学種や有害化学物質の挙動 (4)自然エネルギーの利用法 (5)廃棄物からの物質拡散 (6)人工物による環境修復・創造・補償 などである。
論文、著書 大型浮体の波浪中弾性挙動の推定法について(第1報-第3報)、日本造船学会論文集,1995-1998年 超大型浮体に働く波力・流体力の推定法に関する研究(第1報、第2報)、日本造船学会論文集、1996-1997年 浮体の非線形運動の数値計算法に関する研究(第1報、第2報)、日本造船学会論文集、1997-1998年
担当講義 学部前期課程:流体流体力学、応用流体力学及び演習 学部後期課程:応用数学及び力学演習 大学院:自然生態系システム論、人工物環境相関論

氏名 阿久津 好明 (あくつ よしあき)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 環境システム学大講座 地球環境工学分野 助教授 工学部 船舶海洋工学科 海洋流体力学研究室 助教授
研究テーマ 大気汚染
研究内容 フィールド調査、データ解析、人工物による環境修復
備考 影本研究室所属

氏名 松橋 隆治 (まつはし りゅうじ)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 環境システムコース 環境経済システム学 助教授
研究テーマ 持続可能な社会システムの実現を目的とした人間の社会・経済活動の把握、その地域・地球環境への影響評価、及びこれらに必要な分析・統合手法の教育・研究を行う。具体的な研究例を以下に掲げる。
研究内容 (1)環境問題に対応できる新しいエネルギーシステム構築のための研究。 (2)環境改善技術のライフサイクル評価。 (3)地球環境改善と南北格差縮小を目的とした技術移転の可能性評価、特に効果的な移転をもたらす経済システムの研究。 (4)要素技術の分析手法とシステム統合手法のハイブリッドによる、技術の環境・社会への影響評価、及び望ましい技術普及策の研究。
論文、著書 査読論文:石谷久、松橋隆治、大村昭士、島田荘平、須鑓孝彦、CO の海 洋投入に関する技術的可能性評価、エネルギー資源学会誌、pp66〜73 vol.12 No.3(1991) 査読論文:松橋隆治、林武人、茅陽一、統合形エネルギーシステムの分析と 評価、電気学会論文誌B、vol.110, No.11, 1990, pp968〜976
担当講義 総合科目D 平成10年夏学期 (水曜 5限 16:20-17:50 551教室) 「新しい工学を拓く ー エネルギー・環境・技術開発の工学体系」持続可能な発展のための技術開発とライフサイクルアセスメント
審議会など エネルギー資源学会員

氏名 飛原 英治 (ひはら えいじ)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 人間人工環境コース 人間環境学系 人間エネルギー環境学 教授 工学系研究科 機械工学専攻 助教授 兼任
研究テーマ 環境にやさしくかつ人間の快適性を損なわない社会
備考 工学系<機械工学専攻>の項目参照

氏名 竹村 文男 (たけむら ふみお)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 人間エネルギー環境学分野 助教授
研究テーマ 環境にやさしくかつ人間の快適性を損なわない社会
研究内容 分散型エネルギー供給システム、ゼオライトなどの機能性材料

氏名 長崎 晋也 (ながさき しんや)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 人工環境学講座 廃棄物環境科学分野 助教授
研究テーマ 廃棄物処分のあり方を化学的に研究
研究内容 (1)放射性廃棄物処分、(2)環境ホルモン、(3)環境中固液界面、(4)環境微粒子、(5)環境リスク、(6)不均質・非連続媒体科学、(7)産業・一般廃棄物処理処分

氏名 似田貝 香門 (にたがい かもん)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 社会文化環境コース 環境社会文化学
研究テーマ 住民運動の社会学、環境問題についての社会規範形成と法規範形成
論文、著書 『社会運動』(1986、東京大学出版会)所収の論文ほか
担当講義 「環境行動制御論」
備考 進学情報センター主催のシンポジウムで講演('98) 環境安全研究センターシンポジウムで講演。題は「環境学と学融合」('98) 文学部の講義で環境問題に触れている。 東大の新領域が主催した第5回環境学ワークショップ「新しい水環境の創成」で「河川・ 湖沼・地下水の汚染とその浄化に関する住民運動について」を講演。

氏名 原田 昇 (はらだ のぼる)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 社会文化環境コース 環境空間情報学
研究テーマ 環境空間情報の収集、解析、評価手法
研究内容 都市交通の環境負荷低減など
審議会など 東京都環境審議会 環境基本計画点検分科会委員分科会メンバー 環境庁 道路交通騒音対策検討会 委員

氏名 味埜 俊 (みの たかし)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 社会文化環境コース 空間環境工学
研究テーマ 環境制御技術マネジメント最適化、微生物学的な視点に基づく環境管理、環境配慮型社会を如何に構築するか、
研究内容 微生物を利用した廃水処理技術の開発とその機構解明。生物の力を利用して排水中のリンを除去する生物学的リン除去法における微生物代謝の解明。新しい水循環システムにおける廃水処理技術の開発。余剰汚泥を発生しない廃水処理プロセスである消化促進活性汚泥法。
担当講義 学部後期:環境微生物工学 大学院(1997年度):環境微生物工学特論、Biochemistry in Environmental Control
審議会など 日本水環境学会:総務財務幹事、広報委員会委員長 国際水環境学会:栄養塩除去に関するスペシャリストグループ運営委員、活性汚泥の微生物動態に関するスペシャリストグループ運営委員、活性汚泥法のモデリングに関するタスクグループ委員 土木学会:環境工学委員会委員兼幹事、環境システム委員会委員 環境科学会:広報委員会委員、日本微生物生態学会 高分子学会

氏名 佐藤 弘泰 (さとう ひろやす)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 社会文化環境コース 空間環境工学 助教授
研究テーマ 微生物の環境浄化
研究内容 微生物を用いた水処理プロセスの開発、評価 微生物を用いた水処理プロセスの開発、評価を主たる研究対象とし、さらに微生物を利用した微量汚染物質の除去や、逆に微生物を利用して下廃水中の有機物を生分解性プラスチックとして回収するための研究も行っている。
論文、著書 岩本友里奈、佐藤弘泰、味埜俊、松尾友矩(1997) 微好気-好気法で馴用された活性汚泥による生物分解性プラスチック(Polyhydroxyalkanoate)の生産. 土木学会論文集, No. 573/VII-4, 19-26. 共著書:佐藤弘泰、味埜俊、松尾友矩(1993) PHAの測定とその意味、環境微生物工学研究法、土木学会衛生工学委員会編、技報堂出版、67-70.
担当講義 学部後期:環境水質化学、都市工学演習B第三、都市工学数理演習 大学院:環境計量特論、Advanced Course in Environmental Laboratory

氏名 磯部 雅彦 (いそべ まさひこ)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 社会文化環境コース 社会環境予測評価学分野 教授
研究テーマ 海岸環境の予測、評価を通して環境保全
研究内容 数値シミュレーション、生態系モデル
論文、著書 海岸の環境創造, 朝倉書店(1994), 編著 地球環境のための地球工学入門(1992), 共著 海岸環境工学, 東大出版(1985), 共著 東京湾における青潮の発生規模に関する考察, (佐々木淳 ・磯部雅彦 ・渡辺晃 ・五明美智男(1996), 海岸工学論文集,43(1111-1115)). 海面上昇 ・気候変動による沿岸域への影響とその対応策, (三村信男 ・磯部雅彦 ・灘岡和夫(1990), 海岸工学論文集, 37(863-867)).
審議会など 1997年 ナホトカ号油流出事故環境影響評価総合検討会 委員 平成9〜10年 建設省河川局 河川審議会総合政策委員会 総合土砂管理小委員会

氏名 佐々木 淳 (ささき じゅん)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 社会文化環境コース 社会環境予測評価学分野 助教授
研究テーマ 沿岸域の物質循環、生態系シミュレーション
研究内容 東京湾における青潮の発生機構と予測、沿岸海域における流動場の数値モデリング、流域・沿岸域における物質循環の解明と水質・生態系場の再現・予測、干潟・浅場における物質循環と生態系
論文、著書 佐々木 淳(1998):数値植物プランクトン個体群モデルに関する基礎的検討,海岸工学論文集,Vol.45. 佐々木 淳・佐貫 宏・磯部雅彦(1998):東京湾における富栄養現象の再現計算,海岸工学論文集,Vol.45. 佐々木 淳(1997):東京湾湾奥水塊の湧昇現象と青潮への影響,海岸工学論文集,Vol.44, pp. 1101-1105.
審議会など 土木学会海岸工学委員会 地球環境問題研究小委員会 委員

氏名 柴崎 亮介 (しばさき りょうすけ)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 社会文化環境コース 環境情報システム学 教授 空間情報科学研究センター
研究テーマ 地理情報システム、地球環境モニタリング、都市空間データ基盤、情報インフラデザイン、環境情報工学、物質循環モデルと土地利用、GIS(Geographic Information System:地理情報システム)
研究内容 地球規模の土地利用変化モデル、リモートセンシングによるグローバルモニタリング、都市3次元データ基盤の構築と利用、「衛星データと炭素循環モデルの統合
論文、著書 リモートセンシングから見た地球環境の開発と保全 東京大学出版会 1995 海面上昇にともなう日本の沿岸域の浸水影響予測, (松井貞二郎 ・立石英機 ・磯部雅彦 ・渡辺晃 ・三村信男 ・柴崎亮介(1992), 海岸工学論文集, 39(1031-1035)).
担当講義 学部前期:コンピュータ入門 大学院:空間情報構築法、空間情報システム演習
備考 AGS 第4回ワークショップ 講演者

氏名 石 弘之 (いし ひろゆき)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 国際環境協力コース 環境技術政策学 教授
研究テーマ 地球環境の動向、生物多様性の保全、熱帯林、砂漠化、食料・資源問題、循環
研究内容 21世紀における地球環境の動向、アジアの生物多様性保全の制度に関する研究、日本における循環社会の復権
論文、著書 『地球環境報告』『地球環境報告U』『酸性雨』(岩波新書) 蝕まれる地球』『蝕まれる森林』『地球環境・七つの現場から』『地球 への警告』『インディオ居留地』(以上、朝日新聞) 『地球生態系の危機』(築摩書房)
担当講義 学部前期:テーマ講義「環境の世紀 未来への布石」 大学院:国際環境科学
審議会など 持続可能な開発のための日本評議会(JSCD)(共同議長) 安田火災 「インターネット市民講座」 エコリーグ 「未来世代地球憲章」サポート委員会
備考 1965年 朝日新聞社入社 東京本社科学部員・外報部員・科学部 次長を経て 1985年 編集委員 この間、ニューヨーク・ナイロビなどに駐在 世界約110カ国で取材・調査活動 1994年 朝日新聞社退社 国連環境計画上級顧間 国連開発計画(UNEP)上級顧問 通産省産業構造審議会委員 通産省産業技術審議会委員 日本自然保護協会理事等を歴任 国際協力事業団(JICA)参与を兼務 1998年 環日本海環境協力センター 理事 1987年 国連ボーマ賞、1989年 国連よりUNEPグローバル500賞受賞。

氏名 小澤 一雅 (おざわ かずまさ)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 国際環境協力コース 環境技術政策学
研究テーマ 持続可能な発展
研究内容 社会基盤の整備、資源の有効利用技術
論文、著書 公共事業の効率的な執行に関する研究 公共工事の性能発注に関する調査研究 公共事業の執行体制に関する現状調査 (以上、建設省土木研究所建設マネジメント技術センターでの共同調査、研究)
審議会など 土木学会コンクリート委員会、コンクリートの環境負荷評価研究小委員会(1999年まで)
備考 建設省土木研究所建設マネジメント技術センター建設マネジメント技術研究室主任研究員

氏名 高木 保興 (たかぎ やすおき)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 国際環境協力コース 開発環境政策学
研究テーマ 途上国の開発と環境
研究内容 国際的協力、東アジアの通貨危機、地域経済共同体
審議会など 経済企画庁調整局 経済協力政策研究会員

氏名 松原 望 (まつばら のぞむ)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 国際環境協力コース 国際政策協調学 教養学部経済学研究科教授 兼任
研究テーマ 計量社会化学的アプローチによる経済発展と環境環境
研究内容 技術の開発と社会移転
論文、著書 "Limits of Power" (Journal of Conflict Resolution, 1987) 「権力の限界」(『レヴァイアサン』誌,1988)『意思決定の基礎』朝倉書店、1975 『新版・意思決定の基礎』朝倉書店、1985 『統計的決定』放送大学振興会、1992 『知の技法』(東京大学出版会、1994、分担執筆)
担当講義 学部前期:基礎演習、総合C(計量社会科学)、総合F(基礎統計、統計分析)、全学自由研究ゼミナール(ゲーム理論入門、天皇制と共和制、地域社会論演習) 学部後期:意思決定理論、計量社会科学、地域社会論演習、地域社会論実習、地域社会研究演習 大学院:計量社会科学I、相関社会科学実験演習II、国際社会科学特殊研究III、国際社会科学特別研究

氏名 山路 永司 (やまじ えいじ)
所属 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 国際環境協力コース 農業環境基盤工学 農学生命科学研究科生物環境工学・助教授
研究テーマ 農地計画、土地利用
研究内容 農地については、稲作の低コスト化に不可欠な大区画水田の整備論を追究し、併せて生態的・環境的価値の高い農地空間のあり方についても模索中。 農村空間の生活環境および快適性を向上させるための土地利用計画・農村計画手法についても関心を持ち、現場中心的な調査・研究。 これらを研究する手法として、写真測量・リモートセンシング・GIS(地理情報システム)を用い研究している。
論文、著書 「地域環境工学概論」共著(文永堂、1994) 田渕俊雄、吉野邦彦、志村もと子、黒田清一郎、石川雅也、山路永司 農林地からの流出水の硝酸態窒素濃度と土地利用の関係、農業土木学会論文集 178、129-135、1995
担当講義 学部後期:農村計画学、測量学、国際農業プロジェクト 大学院:農学生命科学研究科博士課程 生物・環境工学 「農地環境工学・農村計画学」
審議会など 農業土木学会(評議員、地球環境研究委員会) 農業土木学会農村計画研究部会(常任幹事、討論集会担当) 農村計画学会(理事、国際交流委員会委員長) 日本写真測量学会 土壌物理研究会