せたがやトラスト協会とは
世田谷区の西部には、国分寺崖線と呼ばれる古い多摩川の河岸段丘からなる斜面地が続き、武蔵野の代表的な風景である雑木林をはじめ多くの樹林地と湧水池が残されている。この国分寺崖線には、自然環境を保全した特別保護区や名所旧跡など、歴史・文化的環境も多い。
財団法人せたがやトラスト協会は、区民はじめ一般の方々・企業などから寄せられた寄付金をもとに、区内に残る自然環境や歴史的・文化的環境を区と区民が協力して守り、次の世代に伝え残すことを目的として設立された。(平成18年4月1日から(財)世田谷区都市整備公社と統合して(財)世田谷トラストまちづくりとなっている)
※ 「ナショナル・トラスト」とは、良好な自然や歴史的環境を守るために住民から寄付金を募ってその土地の取得・管理等を行う運動。