キャンパスエコロジー活動

関連ページ

→駒場キャンパス環境総合調査プロジェクト(KEEP)報告書PDF(PDF:527KB)

→2002年度冬学期シケプリプロジェクト報告書PDF(PDF:86KB)

活動紹介

環境三四郎創立以来、代々続けられてきたキャンパスエコロジー活動(通称:キャンエコ)。キャンエコへの熱い思いと今後の抱負について責任者の桐生朋文さん(10期:理科二類2年)と前責任者の宮田誠さん(9期:工学部3年)に取材した。 【記者:藤崎理恵(5期)】

理念、そして活動

 2002年、夏学期の活動が一段落した9月上旬、キャンエコの理念について話し合うミーティングが開催された。ここで整理・共有された「『システムの構築』『意識の改革』の2つを通じて、長期的に環境負荷削減を目指す」という理念は、その後の活動の重要な指針となった。これによって従来から継続して実施している試験時のプリント対策、新勧期のビラ対策においても、回収ボックス設置等の「システムの構築」のみならず各クラス・サークルへの協力を積極的に呼びかけることで「意識の改革」を目指し、プリントやビラに回収方法を記載させることに成功するなどの進化を遂げた。

駒場キャンパス環境環境調査KEEP
(Komaba Environmental Examination Project)

 過去にも活動に活かすために駒場キャンパスの環境について調査したことは何度かある。しかし、今回は、「総合調査」と銘打つように従来ほとんど調査対象でなかった電気等のインフラ、自然環境についても調べた点が特徴的である。

 さらに、「夏学期の活動のときに過去に調べた情報をいちいち探し出すのが大変で、なんとかまとめたいと思った」と桐生さんが語るように、過去の調査の集大成としての側面を持っており、環境三四郎10周年に向けてまたとない成果物となった。報告書は環境三四郎ホームページからダウンロードできるため、是非ご一読いただきたい。

新入生と共に新たな活動を

 今学期の活動について、宮田さんは「うーん、65点くらいかな?」と謙遜するが、それも今後への期待のあらわれ。すでに、「環境週間」と題する大きなプロジェクトの準備がはじまっている(6月実施予定)。 これは、学園祭などではなく平常時に学生が環境に関する情報に接する機会を作ることで、キャンパス内に環境対策を行っていこうという雰囲気を作ることを目指しており、現在生協とのタイアップや古着回収キャンペーン、落ち葉堆肥化教室などが企画されている。

 桐生さんは、「自分たちの経験を生かして新入生が活躍できる仕組みをつくり、一緒に活動を進めていきたい」と話しており、今後のキャンエコ活動のさらなる飛躍が期待される。

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